穂高町福祉医療費給付金条例の修正案

議員7氏により賛成・反対討論

 6月20日は6月定例議会の最終日。各常任委員会で審議された議案について、本会議で最終審議をし採決することになります。各常任委員会で可決されたものについては、よほどの事がない限り本会議でも可決されるとのこと。先日の文教社会常任委員会で可決された穂高町福祉医療費給付金条例の所得制限を導入する件についても、何もしなければ条例案はそのまま通ってしまうところでしたが、青柳議員と荻原議員の2名の発議で修正案が提出され、本会議でもう一度審議する機会を得る事に。
 私は、所得制限を導入するする事には反対=修正案に賛成の立場で討論。(※詳しくは活動報告の6月17日のページをご覧下さい。)猪狩議員も同じく修正案に賛成の立場で討論。これに対し、上條議員、浅川議員、吉田議員、小林秀幸議員、白沢議員は原案賛成=修正案に反対=所得制限を導入に賛成の討論をされました。残念だったのは、修正案を提出した議員は討論できないという規則があり、修正案に賛成の討論が2人だけで続く賛成意見がなかったこと。結局、修正案に賛成は4名のみで、穂高町福祉医療費給付金条例は原案通り(所得制限を導入すること)で可決される事となったのです。
 本会議の後、何人かの町の職員さんから「修正案が出されたり、賛成反対の討論も活発になされて、”議会らしい”議会だった」と声を掛けていただきました。これまでは、あまり討論もなかったようなのです。あまりにも当り前のことですが、議会本来の機能が発揮できるようにしていかなければと改めて責任を感じました。
 思い返してみると、賛成反対の討論をしたのは6人が新人議員。「女性議員も3人ともみな発言していたし、頑張ってるじゃないの」とも言われ、自分では女性ということをあまり意識していませんでしたが、励ましの言葉としてありがたく受け止めたいと思います。
※賛成・反対討論を行った議員について、落ちている方がありましたので、お詫びして訂正させていただきます。(6月26日)