住民投票をすすめる会で町長に申し入れ

アンケート結果を合併問題を方向づける根拠としないで

 6日の活動報告でお知らせしたように、今日は平林町長に「町村合併に関する住民アンケート調査」について申し入れ。会の代表世話人が5人いるのですが、仕事や健康上の理由などでどなたも都合がつかず、やむなく事務局の私と会員7人で出かけました。
 町長は開口一番「確認させていただくが、この会は住民の方々の会ですよね。共産党の方が目に付くが…」と始まり、世話人が一人も来ないのはどういうことか、住民の会といってもこれが実態じゃないんですかなど、率直なお気持ちともとれるご挨拶をいただきました。(実はこの報告は12日に書いていますが、11日の議会一般質問の場でも、この「申し入れ」にふれて、共産党がどうのこうのと同様の発言をされたのには本当に驚きました。)「申し入れ」の内容そのものに入る前から、”こういう人たちの話だから…”と決め付けられたようで、”情けない”気持ちになりました。そしてどういうわけか、故丸山町長に農薬の空中散布について申し入れをしたとき「女だと思っていたら何だこれは、男や報道まで連れてきて」と怒鳴られたことを思い出していました。
 私は代表世話人が一人も来られなかったことをお詫びし、「共産党ばかりと言われるかもしれないから(私の知る限り共産党の方は3人)いっそ止めてもらおうかとも思ったが、それではやはりいけないと考え直し、みんなで来ました」と伝え、本題の「申し入れ」に入りました 町長は、「アンケートは住民投票とちがって、いくつもの事柄について答えていただける、幅広い考えが集約され一定の方向が見えやすい」とし、アンケートの設問については「言葉尻のことだから問題ない」とのお答え。同席された杉浦助役も、「新市の名称ぐらい聞いてもいいと思う」「合併の方へ誘導しているなんてことはない」そして「申し入れ書の最後の段(今回の合併問題は住民の要求として出てきたものではなくとか、国や政府からの合併押しつけに惑わされることなく、云々のところ)が無ければ、まだ聞ける話だが」ともおっしゃっていました。話はなぜかアンケートから離れて住民投票の方へ行ってしまったりで、1時間話し合いをしたにもかかわらず、肝心の申し入れについてははっきりとしたお答えはいただけませんでした。
 「今回のアンケート調査が重大な問題点を持っていることを踏まえ、合併問題を方向づける根拠としないことを強く申し入れます。」と念押しして、申し入れを終わりました。