住民投票告示を迎えて

2004年6月3日 23時35分 | カテゴリー: 活動報告

注目の穂高町、投票運動は良識をもって

 27日の住民投票の告示を挟んで様々な動きがあり、活動報告が追いつきませんでした。かいつまんでお知らせします。
 まずは、なんといっても住民投票です。当の穂高町住民はあまり意識していませんが、県下で初めて住民が直接請求して実現した住民投票ですし、安曇野地域合併の行く末がかかっているとの見方もあり、マスコミ等の取材が相次ぎました。賛成、反対それぞれの取材は当然ながら、2項対立とはまた別の動きもあるよと聞きつけて私たち「公平な合併情報を求める会」へも新聞、放送など数社から取材がありました。こちらの主張を聞いてもらうのはもちろんですが、話をしているうちに逆取材で賛成・反対各団体の動きを教えてもらったり、第三者的な感想が聞けたりと、勉強になりました。

 さて、住民投票では、賛成・反対の投票運動に公職選挙法のような制限がありません。条例の第10条に「住民投票に関する投票運動は、自由とする。ただし、買収、脅迫等住民の自由な意思が拘束され、又は不当に干渉されるものであってはならない。」とあるだけです。良識をもってやりなさいということになりますが、その点を町の選挙管理委員会へ確認しました。自由とはいえ町職員は公選法に準じて対応するよう申し合わせているとのこと。町長は特別職なので、公選法を以ってしても特に制約はなく、合併推進で運動しても違法とは言えないが・・・ と歯切れが悪い。公職選挙法に準じて、というような条項があった方がよかったのかなと、今になって考えてしまいました。「公平な合併情報を求める会」としては、賛成・反対の投票運動が加熱しすぎないよう、良識を持って進めてもらえるよう、しっかり見守ろうということになりました。

 穂高町を離れては、信州住民投票の会の櫻井さんの呼びかけで社会教育の勉強会に参加したり、「長野県住民と自治研究所」のシンポジウム”住民投票と住民自治”で穂高町の事例を発表したり、県下各地の住民投票や合併問題にふれた1週間でもありました。ここ半年は穂高町の事ばかりで動いてきたので、他地域の現状や活動を聞くにつけ、視界が開けて体の中を新しい風がスーッと通る感じがして、よい経験でした。シンポジウムでは、合併か自立かの議論に終始するのでなく、自治体連合、広域連合的な発想のもと「長野県から新しい自立型広域圏モデルの発信を〜合併に代わる選択肢として〜」が提案されました。これは私の考えてきたことと通ずるもので、一つの自信を与えてもらった気がしました。

 29日と31日には「合併情報を読み解く学習会」。2回合わせても参加者20名足らずでしたが、賛成・反対それぞれのチラシを見ても、まるで反対のことが書いてあるので何がなんだか分からなくなってしまう、そういって来て下さった方が多かったです。合併協議会や町からの情報も、合併推進に傾いている。賛成・反対両者の主張が聞ける公開討論会もない。こんな状況のまま6日の投票日を迎えるのは何とも辛いことですが、それでももう一度学習会を開きますので、この機会をご活用ください。(上記お知らせの通り4日夜です。)