松本市議会視察

2006年4月6日 00時54分 | カテゴリー: 活動報告

日付が前後しますが松本市議会視察の報告を

 松本市議会では、この年度末の忙しい時期というのに、午前9時から11時半過ぎまでたっぷりと時間をとってくださり、たいへん勉強になりました。
 第一印象としては、市議会として歴史を重ねてきた風格と余裕を感じました。(対応してくださった議長さんや議運の委員長さんのお人柄によるものかもしれません)

 後の方で松本市議会の概要を記しますが、今回はやはり会派制について質問が集中しました。安曇野市議会では過半数を超える大会派ができたことから、議会運営の難しさを感じることもあります。一概に大会派がダメとは言えませんが、市長与党と受け取れるような最大会派があると、市長・理事者側と議会との緊張感が緩みがちになるのは否めないと思います。

 松本市議会では、会派は7つあり、その他の無所属議員は1人となっています。「新風21」の12人というのが最大会派ですが、議員数39人の過半数を占めるには至っていません。会派制のよい面が活かされる形で各会派が存在しています。
 議長、副議長や委員長の選出にあたっては、人事が最大会派に偏らないように配慮されており、ほとんどすべて最大会派から選出した安曇野市議会との違いは歴然でした。これは今後の大きな課題となりそう。
 関連で「議長、副議長は会派から離脱べき。という考え方があるが、松本市議会ではどうか」という質問がありました。安曇野市議会では、この点がけっこう問題になっていたのですが、「議長も副議長も会派に入っている」という答に、これで「一件落着」という雰囲気になってしまい、私自身は非常に残念に思いました。
 最大会派が過半数を超えている安曇野市議会としては、議会での採決やその他さまざまな決定の場で議長、副議長の下す判断は大きく影響すると思われるので、会派を離脱して、より中立な立場であることを内外に示してほしいと思うわけです。

 私の関心事としては議会運営委員会。松本市議会では「原則として各会派の代表者は委員となる。無所属議員は委員外議員として出席を認めるが、発言は原則として許可しない。」ということで、私のような会派に属さない無所属議員でも出席できるというのです。発言が許されないというのは引っかかりますが、安曇野市議会では出席さえ認められていません。会派代表者会議というものにはオブザーバー参加ができますが、議会運営委員会との関連で位置付けは曖昧で、決定権があるのかないのかもはっきりしない会議です。松本市議会では、この会派代表者会議は置いていないとのことで、さもありなんと納得。

◆松本市議会の概要
1 議員定数  34人

2 現員数   39人(合併に伴う定数特例適用)
        平均年齢57.3歳 男性34人 女性5人

3 党派別議員数 日本共産党    5人
            公明党      3人
            社会民主党    1人
            無所属     30人

4 会派別議員数 新風21    12人
            翼の会      6人
            政友会      5人
            日本共産党    5人
            新明政      4人
            市民ネットみらい 3人
            公明党      3人
            無所属      1人

5 常任委員会  総務委員会   10人  教育民生委員会 10人
           経済環境委員会 10人  建設委員会    9人

6 議会運営委員会
  ・委員は会派の構成員の比例配分により会派割当を行い選出する。
  ・原則として各会派の代表者は委員となる。
  ・無所属議員は委員外議員として出席を認めるが、発言は原則として許可しない。

7 議員報酬(月額)
  ・議長  634,000円
  ・副議長 568,000円
  ・議員  510,000円

8 政務調査費 年額250,000円 (安曇野市議会では年額90,000円)
  ・年度末には収支報告書には、領収書の写しと政務調査費活動報告書を添付。
  ・収支報告書は議長経由で市長へ提出する。

※つづく