2006年度政務調査費収支報告書

安曇野市議会の政務調査費/年額90,000円の使いみちは

 全国市民オンブズマン連絡会議は、給与とは別で議員の調査・研究のためだけに支給される「政務調査費」について調査・追及しています。特に都道府県・政令市では、領収書が公開されないことが多く、「第2給与」の疑いもあるとして、領収書の公開を求めています。
 そのような全国での取組みの成果か、このところ各地で政務調査費のイイカゲン(違法)な使い方が表面化し批判の的となっています。当然のことです、もとは市民の税金なのですから。
 長野県では田中知事の時代に、県議会の政務調査費に違法な使途が多数あることが発覚し、ソレデハイケナイとその後は全国に誇れる「政務調査費マニュアル」が作られ領収書も公開されるようになりました。安曇野市議会でも県の「政務調査費マニュアル」をお手本に運用しています。
 政務調査費での活動内容が公開されれば、まじめに調査・活動をしている議員なのか、調査に関係のない支出が多い不真面目な議員なのかが明らかになり、市民の評価を受ざるをえなくなります。議会としては、情報公開請求があってから公開するということではなく、ホームページなどを使って率先して公開していくべきだと思います。

 そこで、私自身の政務調査費ですが、先日やっと2006年度収支報告書がまとまりましたので公開いたします。
 安曇野市議会議員の政務調査費は年額90,000円です。(月額ではありません、念のため)収入は、もちろん90,000円のみ。
 支出は、研究研修費、調査旅費、資料作成費、資料購入費、広報費など合計411,133円で、まったくの大赤字となりました。それだけでなく、この金額には事務所経費や事務消耗品費や個人で発行している議会だよりの「種まき通信」の印刷代も入っていません。そういったものは、後援会のカンパで賄っているので政務調査費からは外していますが、それまで含めると60万円を超える金額になります。

 月額7,500円という政務調査費では少なすぎる、ということが分かっていただけると思います。かといって、領収書の偽造までして使い切ったどこぞの議会のように、月額19万円も必要とは思いません。政務調査費というものは、一定金額を定めて前払いするのではなく、後払いでいいから調査活動の実態に即して支給してもらえばよいと思います。

 さて、私の2006年度政務調査費収支報告書ですが、下記のリンクからご覧いただけます。収支決算書と調査研究事項のまとめからなっています。領収証については、原本は報告書に添付して議長に提出しましたが、コピーは私の事務所の方で閲覧できるようになっています。もちろん、市議会に情報公開請求してみるのもいいかと思います。

 収支決算書については分かりにくい点がありますので、ここで説明しておきます。
 それは、政務調査費年額9万円に対して、実際の支出は40万円以上あったにもかかわらず、決算書の支出は9万円になっていることです。私としては、支出は411,133円でマイナス(赤字)です、と言いたいところなのですが・・・
 これは、9万円しかない政務調査費を9万円以上使ったことにはできないので、「調査旅費5万円のうち5,000円」、「広報費8万円のうち3万円」というように但し書きをつけて、政務調査の内容が反映されるような形にするよう指導されたからです。