穂高町「議会だより」の編集会議

議会事務局にお任せではなく、議員自らの手で

 穂高町議会には議会広報特別委員会があり、「議会だより」を編集しています。今日はその編集会議がありました。委員は6人、私もその一人です。面白そうだったので引き受けたのですが、よく考えてみたらけっこう大変な仕事ではありますす。「大変」ということで、これまでは議会事務局の担当者がかなり手を貸してくださっていたようです。議員が書くのは議会報告の記事ぐらいで、あとは掲載用の写真撮影、表紙やページの大まかなレイアウトからコラムの企画まで、事務局のお世話になる事が少なくなかったようです。
 「本来は議員の皆さんが中心になってやっていただくのが良いのですが・・・」という担当者のTさんの言葉に、若手が揃った今回の委員はみな積極的で「そうしよう、議員の手がもっと入ったものにしよう」ということになりました。
  写真はそれぞれが様々な場面で、撮影を心掛けることにしました。特集記事については、今年は「穂高町のちょっといいとこ」と題して、観光スポットとは一味違う、地域の人しか知らないような「いい景色、素敵な場所」を紹介していく事にしました。議員が交代で取材して、記事を書きますのでお楽しみに。

 さて、その編集会議のあった次の日、穂高町の広報についてこんなご意見をいただきました。「現在、穂高町での町民向けの情報媒体は、「広報ほたか」「広報ほたか・お知らせ広場」「穂高町議会便り」「任意合併協議会だより」等の紙媒体のほか、無線放送などがあります。しかし、これらの町の情報媒体の内容ははなはだお粗末としか言いようがありません。要するに、行政側の都合のよい一方的な「知らせたい情報」を流すばかりで、官報的で無味乾燥、「知らせてやるからよく読み、聞け」といったものばかりです。町民からアンケート調査で「知りたい情報」は何か?といったことを一回でも調べたことがあるのでしょうか。読みやすく、分かりやすく、知りたい情報が満載の広報、上質紙で色刷りでカッコいいものでなくても、いろいろな工夫はできるはずです。」
 まったくその通りと私も思います。まずは、議員が直接関わる「議会だより」で「知りたい情報が満載」という紙面づくりを目指していきたいと思います。

 ところで、「ゴミだしのお知らせ」はさすが無駄と判断したのでしょうか、明日6月1日からは放送しないことになりましたね。それでいいのです。