市町村合併の問題は?いつのまにか合併する方向へ?

2003年6月10日 00時28分 | カテゴリー: 活動報告

第16回・穂高町議会市町村合併研究会

 今回が16回目になる穂高町議会市町村合併研究会。選挙があり議員の半数近くが入れ代わったので、今回はまずこれまでの経過説明から始まりました。また、第5回・安曇野地域任意合併協議会の報告もありました。
 それらの説明や報告を聞いていて、もうこれは「合併ありき」の話で進んでいるという印象を受け、何か変だなという居心地の悪さを感じました。任意合併協議会だよりも毎月各戸配布されていますが、それにも「合併した場合の〇〇について」という形であらゆる物事が論じられており、合併する事が前提で事は進んでいるという印象を住民に与えています。

 この任意合併協議会の5町村(豊科町、穂高町、三郷村、堀金村、明科町)の合併アンケートの結果をみると、合併賛成が過半数を超えているのは明科町だけで、穂高町はじめ豊科町、三郷村、堀金村いずれも合併賛成は40%台でした。合併反対・必要ないを見ると穂高町では38%にも達し、わからないという人と合わせると賛成より多くなるのです。もちろん全住民対象のアンケートではありませんが、傾向は読めると思われます。

 こんな現状のまま、町ではこの23日から「合併及び総合計画についての懇談会」を町内31箇所で行うことになっています。昨年も25個所で開催していますが、トータルで800名参加という数は有権者25000人からするといかにも少なく、関心の低さを物語っています。今回は2度目の説明会ということで、参加の呼掛けに力を入れるということです。
 しかし、ここでも町の「合併ありき」の進め方が災いして、住民の意識としては「合併はもう決まりみたい」とか「合併する事が前提みたいだから」と感じている人が多いように思います。いまさら合併の説明会に行ったところでどうなるものでもないとの受け止めから、わざわざ説明会に出かけていく人はいないのではないでしょうか。
 合併した場合の準備は着々と進んでいるが、合併しない場合に向けての準備やシュミレーションはどうなっているのか。私個人の気持ちとしては、合併せず自立の道を選びたいと思っていますが、そうはいっても合併する・しないの判断材料が少なく、結論を出したくても出せないのが正直なところ。最終的には住民投票を考えているのですが、このままでは住民投票もできないくらい合併問題に関する情報が不足しています。何とかしなくては・・・