烏川渓谷の森林整備予定地を見学

2003年7月25日 00時03分 | カテゴリー: 活動報告

「常念いこいの広場」と言えばピンと来る人も

 穂高カントリーのゴルフ場を過ぎてさらに山道を登っていくと、都市公園「県営烏川渓谷緑地」の予定地がある。数年前まで営業していた「常念いこいの広場」と言えば「ああ、あそこか」とおわかりの方も多いことでしょう。7月初め県はここの都市公園としての開発の打ち切りを決め、第2次整備事業に移る方針を出しました。それを受けて、国営公園・友の会、烏川の自然を考える会、森倶楽部21など地元の自然保護団体の呼掛けで、県営烏川渓谷緑地の森林整備予定地を見学することになりました。小雨の中12人が参加、林業のプロ「山仕事創造舎」の香山さんの案内で、予定地の東側四分の一くらいの範囲を歩いてみました。
 駐車場から眺めたところでは、大きく育った木々が見え「いい森じゃないか」と思われたのですが、中に入ってみて驚きました。(写真がその様子)暗く陰気くさくて森の爽やかさが感じられません。何故かと思って見れば、細い檜が密集して立っているので、込み合った枝葉が光をさえぎって暗いのです。ここは植林してから放ったらかしで間伐されないままなので、こんなソウメンのようなみじめな姿になってしまったとのこと。森の周辺の日の当たるところだけは辛うじて成長し、駐車場から見えたのはその仮初めの姿だったというわけです。ここは今すぐ間伐すれば生き返る、間伐した木はそのままここの公園に使える、これぐらいの木を切り出すには今有る道で間に合う、特別に大きな重機が入れるような道路を作らなくてもいい、などその場その場で話し合いながら歩きました。歩きながら話をしながら、不思議に思ったこと、なぜここが「都市公園」として計画されていたのか・・・ 田中知事が打ち出した開発打ち切りは当然すぎるくらい当然だと思います。
 現地見学の後は私の事務所を置かせていただいている地平線倶楽部で意見交換。県がNPOや住民に協力を求めて整備を進める方針を示していることから、地元住民として整備にどう関わっていくか、長野県の山の整備を市民参画で行うテストケースともなるわけで、今後の展開が楽しみです。
 次回の意見交換会は8月5日午後7時から穂高町民会館で開きます。主に県への提言について議論する予定ですので、広く住民の皆さんの参加をお待ちしています。