穂高ファミリーサポート・センター準備会

2004年2月13日 00時02分 | カテゴリー: 活動報告

現状に耐える力を社会を変えていく力に変えて

 ファミリーサポ−トという言葉は、穂高町ではまだ聞きなれない方も多いかと思いますが、国の少子化対策である新エンゼルプランの中に、保育サービス等子育て支援サービスの充実の一項目として取り上げられているものです。急な残業で保育所へのお迎えができない、保護者の急病や入院で子どもの世話ができない、参観日に下の子を預かってもらうところがない等、既存の体制では応じきれないな保育ニーズに対応するため、育児の援助を受けたい人と、育児の援助を行いたい人を結び付け、住民の相互援助活動を進める事業です。
 これまで少子化対策として様々な子育て支援策が講じられてきましたが、それらは保護者が子育てできない部分を行政が代ってみていこうとする傾向が強かったように思います。この新しいファミリーサポ−ト事業は、そういったこれまでの子育て支援策とはちがい、地域で子育ての助け合いをする仕組みを行政が援助し発展させていくというものです。 ファミリーサポ−トについては、昨年6月の議会一般質問で取り上げたところ、来年度(2004年4月)実施に向けて準備するとのお答えをいただきました。この話を松川村の友人にしたら「えっ!穂高町ではまだやってないの」と驚かれてしまいましたが、いよいよ穂高町でもファミリーサポート・センター立ち上げに向けて動き出しました。
 2月9日、これまでにファミリーサポートについて要望や提案をしてきた若い世代のお母さんや(皆さん子連れで来てくださいました)、育児や保育に関心を持つ方々8人と、担当職員3人、議員2人も加わり、穂高ファミリーサポート・センター準備会が開かれました。
 初顔合わせということで自己紹介から。思いがけない怪我で入院し、幼子の世話はどうしたらいいのか途方にくれた。保育園や学校など子どもに目配りがあって当然と思われる場所でも、子連れの保護者に対する配慮に乏しく、参観日や行事に参加するにも骨が折れる。三郷村にはファミリーサポート制度があり、もしものときは利用できるという安心感があったが、穂高町に住むようになって制度が無いのがとても不安。等々、自己紹介は次々と切実な声に変わっていきました。穂高町の現状に我慢しきれずこうしてここへ出てきてくれた彼女たちこそ、こうしてほしい・こんなふうにしたいというニーズを持ち、社会を変えていく原動力になってくれるのではないかと、頼もしく思いました。
 今回は初会合ということで、ファミリーサポ−ト事業の目的・内容の確認や実施要綱の作成はどうするか、立ち上げまでの進め方・手順は?、育児援助をする人(サポーター)の募集と研修は?、など盛りだくさんの内容となりました。次なる展開として、まずは育児の援助を受けたい人と、育児の援助を行いたい人とが一堂に会する機会を設け、ファミリーサポ−トについて共通理解と今後への展望が持てるようにしようということになり、3月6日開催と決めました。詳しい内容と日程については、改めてお知らせします。