議会合併研究会は意見交換もなく

2004年2月24日 02時57分 | カテゴリー: 活動報告

夜は穂高町合併住民ネットワークの設立総会に出掛ける

 「ちょっと待ってください!」喉元まで出掛かったが、声にならなかった。「ご意見がないようですが・・・ それではこれで閉じることにします」会長の言葉であっけなく穂高町の議会合併研究会は終了。質問が一つあっただけで、他には一人の発言もなく、当然意見交換にもならなかった。言いたいことはいくつもあったのに、誰一人発言しようとしない得体の知れない雰囲気に、私の気持ちは退けてしまったのです。とにかく挙手して何でもいいから声を出さなくちゃ、と思った時には閉会となってしまいました。何も発言しなかった自分の態度を反省してみても、とても後味が悪く何か胸につかえた感じはどうしようもありませんでした。
 気を取り直して、夜は「穂高町合併住民ネットワーク」の設立総会に出掛けてみました。特にお誘いがあったわけではありませんが、21日の信毎で報道されていたので、どんな趣旨で合併推進していくのか知りたいと思ったからです。
 この会は、合併推進の町議13人と合併を生かした地域づくりを目指す住民団体「安曇野地域住民ネットワーク」の有志の皆さんが中心になって呼び掛けたものだそうです。穂高神社の参集殿に80名ほどが集まりましたが、中高年の男性がほとんどで若者や女性は数えるほどでした。
 始めにこのネットワークの佐野さんから、アンケートの結果を受けて、これではいけない、ということで緊急集会を開催することになったと挨拶。次に町議でもある吉田さんから「穂高町合併住民ネットワーク」設立の趣旨説明。なぜ合併反対が多かったかの分析や合併推進の理由などを絡めてかなり詳しく話されましたが、これまで説明されてきたことの繰り返しで特に目新しいことはありませんでした。
 アンケート調査についての報告と分析、役員人事と進み、会長となった小口さん(新市将来構想の策定委員、安曇野地域住民ネットワークのメンバー)からも挨拶がありました。社会はどんどん進化しており、それに対応するためには多くの人材・英知を集める必要がある。これまでの穂高町のやり方では取り残されてしまう。確実なことは、合併しなければ負担を強いられるか、サービスの低下のどちらかだ。比較的豊かな今のうちに合併すべき。など自論を展開されました。
 その後は質疑応答、意見交換と続き「町の出した資料や説明では分からない。理念より数字でメリットを示さないと、住民投票をやっても(結果は)同じ」「”合併しないと大変なことになるよ”ぐらいのことを言って自立の資料を出さないと(合併は)無理」「豊科町中心の合併になるようでは合併は難しい」「議員13人で12000票位あるはず、その力を頼まない手はない」「常会単位の説明会を要望しよう」など多くの方が発言されました。
 最後に私も発言させてもらいました。「合併推進の熱意は強く感じ取ることができましたが、気になることがあります。あらゆる手段をもって合併させるとか、今こそ闘いが始まる、などの発言があり、これでは合併問題を勝ち負けの話や対立を煽る方向に向けてしまいます。大事なことは、私たち住民がどんな町づくりを目指すのか、どんな暮らしを望むのかよく考え、それを実現するためには合併がいいのか自立がいいのか、一人ひとりが判断し決めることです。賛成・反対それぞれの主張は、住民がきちんと判断することができるような環境作りに向けていかなければなりません。」どれだけ共感を得られたか分かりませんが、帰りがけに司会進行の磯野さんが駆け寄って同感ですと言ってくださったのが嬉しかった。