ローカル・マニフェスト型政治とは

2005年5月29日 18時49分 | カテゴリー: 活動報告

町村合併後の市民型選挙の実現に向けて

 一週間ほど前、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟設立準備事務局というところからメールが届いた。「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟結成大会のご案内」というもの。これは、元三重県知事の北川さんが提唱しているあの「マニフェスト」に関係があるのかなと、さっそく関連のホームページを見てみました。出て来たのは「早稲田大学マニフェスト研究所」のページで、北川さんはこの研究所の所長であり、今では早稲田大学大学院の教授ということでした。

 ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟の【趣旨】にはこうありました。
「2000年に施行された地方分権推進一括法、その流れを受けた三位一体の改革により、地方分権が急速に進み始めた。地方自治体に権限が移譲され、名実ともに地方が自立し始めたのである。そのような中、「数値」「期限」「財源」「工程表」を明示したマニフェストを掲げた首長が当選し始めた。
 これまでの地方議会の役割は、住民の声を受け、首長の自治体運営をチェックすることではなく、オール与党を組んで陳情に上がる利益誘導が仕事になってしまっていた。ところが、マニフェストによって、首長と住民が直接契約をしてしまうと、地方議会のレゾン・デートルが問われ始め、これまでの地方議会のあり方が大きく変わることになる。地方議員としての役割は何か、地方議会選挙の公約をどうするのかといったことに始まり、ローカル・パーティーの創設をも検討する必要がある。
 すでに、全国の志の高い首長が立ち上がり、ローカル・マニフェストを自ら推進するローカル・マニフェスト推進首長連盟が結成された。同時に、市民の側からもローカル・マニフェスト推進ネットワークも結成された。この二つの組織がローカル・マニフェストを推進する車の両輪となるわけであるが、マニフェスト型政治を推進するためには、首長選挙と並び、国民に身近である地方議会選挙も、マニフェスト型にしていくことが不可欠である。地方議会が自ら立ち上がり、真の二元代表制を実現し、新しい民主主義を創らなければならないのである。」

 秋の安曇野市議選に向けて、私はどのような選挙をたたかうのか。地縁血縁を頼った旧来型のやり方ではなく、政策本位で支持者をひろげ、お金のかからない選挙運動で当選を目指す、この方針に変わりはありません。有権者がきちんと判断し選択できるように、候補者として情報発信に努め、自分の主張を直接市民に届けることができるような選挙運動、町村合併後の市民型選挙のモデルとなるようなものにしたいと考えています。
 ですから、「地方議会選挙もマニフェスト型にしていこう」という趣旨には、大いに共感するものがありました。思い立って、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟の結成大会にも行ってきたのもそういう訳です。
 北川さんのお話はもちろんのこと、尾道市の土堂小学校校長の陰山さんの特別講演、国際基督教大学大学院教授の西尾さんの「首長制下のローカル・マニフェストと議会の役割」と題する基調講演など、興味深く有意義な時間を過ごすことができました。

 さて、会場は東京有明の東京ビッグサイトでしたが、ここは初めて。電車で東京へというのも5年ぶりくらいで、もうそれだけで緊張して出掛けました。東京国際展示場駅を出たところでは、見渡す限りコンクリートに覆いつくされた景色に身の置場がないような感じを覚え、お目当ての東京ビッグサイトでは2階から6階までぶち抜きのそそり立つようなエスカレーターに恐怖さえ感じました。私はとてもこんな都会では暮らせないと、しみじみ感じて帰ってきました。