安曇野地域合併協議会ウォッチング〜その17

〜市章デザインはすんなり決定〜

 12日午後は第16回の合併協議会。平林会長があいさつで「安曇野市合併まであと81日・・・」と述べたことで、改めて「合併はすぐそこまで」来たのだなと感慨深いものを感じてしまいました。しかし、それなのに「合併ムードに程遠い」住民の雰囲気はどうしたことだ、いや当然か、とも思ってしまう。
(右図が安曇野市の市章に決定した作品)

 今回は協議事項が一つ、「安曇野市の市章」について。まず住民アンケートの結果について報告がありました。大方の予想通り、アンケートの回収率は低く5町村全体では13.5%。4,462世帯が回答を寄せただけでした。5町村共通で作品番号②が支持を得るとともに、協議会委員の方々も②を推す人が多く、幸いにも?住民と協議会の意向が一致した形。ということで、安曇野市の市章は作品②とすることで確認されました。

 選にもれた4作品は、どれもアルファベットのAをモチーフにしており、似たようなデザインで訴えかける力に乏しい感じ。一方、安曇野の「安」が、安心、安全の「安」につながるとして漢字をベースにしたデザインの②は、ひときわ目を引きました。②に決まったのは妥当な結果と思います。住民アンケートの結果と協議会の意向がズレてしまったら、いったいどうするのだろうと心配しましたが、スンナリ決まってほっとしました。

 その後は、その他事項として「安曇野市」PR活動計画(案)について事務局から説明。①5町村の役場に懸垂幕(横断幕)の設置 ②5町村の役場にカウントボードの設置 ③のぼり(桃太郎旗)の設置(150本ぐらい) ④ポスターの設置(120枚ぐらい) ⑤新聞広告(10月1日の朝刊を予定) 以上の①〜⑤の予算は415万円。ほかに、既に決定している安曇野市誕生記念特別テレビ番組の制作放映1,050万円という計画もあります。

 委員からは、「イメージソングを作ったらどうか」、「豊科インターを安曇野インターに名称変更したらどうか、JRの駅も」、「ご当地ナンバーとして安曇野ナンバーを申請したらどうか」などの意見が出されましたが、会長は「時間をかけて、いろいろと協議しながら取組まなければならないこと。」と述べるに留まりました。

 新市のホームページについては、3社の提案を受けて検討中、合併前には立ち上げる予定だそうです。
 新市の本庁の電話番号は71−2000、ファックス番号は71−5000に決まったという報告もありました。
 また、すぐに使えそうなアイデアとしては「千曲市では住民説明会用のビデオがあり、分りやすくていいなと思ったが、安曇野版ビデオはどうか」という意見があり、幹事会で検討することに。

※ここで紙面がつきましたので、続きは次ページへ