議会だより発行の準備と平行して

気になるバイオマスエネルギー地域システム化実験事業

 このところ議会の広報誌「安曇野市議会だより」の編集作業に追われています。印刷業者が決まったのが12日、12月定例議会のテープ起こし原稿があがってきたのが16日、それから原稿執筆のお願いをして、24日には編集会議となりました。一週間足らずのあいだに、ほぼ全員の議員さんから原稿が集まり、ほっと胸をなでおろすとともに感謝。というのも、これまで手書き原稿だったものを、デジタルデータで提出することにしたからです。まだパソコンで原稿を書けない議員さんもいますが、これを機に習得しようという前向きなムードがあるので、3月議会までには議会でのパソコン講習も企画しようと思っています。
 さて、そんな気ぜわしいなか、こんなこともありました。

1月18日(水)バイオマスエネルギー地域システム化実験事業
 穂高広域施設組合(し尿処理施設・ごみ処理施設・余熱利用施設の管理・運営をしている。「穂高クリーンセンター」のことです。)の全員協議会が18日にあった。私は事情あって欠席したのですが、協議事項にバイオマスエネルギー地域システム化実験事業のことがあり、気になっていました。後日(21日)会議の資料が届き、その実験事業の概要がわかりました。
 穂高クリーンセンターは数年後には建て替えなければなりませんが、そのときに焼却施設はできるだけ小規模にできるように、「バイオマスエネルギー地域システム」=先進型高効率乾式メタン発酵システムの施設を併設する計画があるというのです。
 これについては、まったく初耳で知識がなく判断ができないので、自分なりに調べているところですが、この計画に関わっている独立法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO・ネド)とはどういうものか、そこで足踏みしています。ネドでやっている大規模なプラントに、成功例はほとんどないという話も聞きます。実験施設自体は通産省からの補助でできるそうですが、維持管理にはかなりの費用がかかるようですから、慎重に考えなければなりません。

1月20日(金)「種まき通信」発行とリソグラフ
 私の個人的な議会だより「種まき通信」第13号が出来上がったので、友人に手伝ってもらい発送作業をしました。「種まき通信」は、パソコンで「パブリッシャー」という編集ソフトを使って作っています。ホームページに書いたものに手を加えたものと、新たに書いたものとを取り混ぜて、B4サイズ両面にレイアウト、家庭用プリンターでカラー印刷。こうして毎号500枚ほど作り、郵送・手配りしていました。
 今回の13号からは配布する数も増えるので、表面だけカラー印刷にして、裏面は事務所に置いているリソグラフ(簡易輪転機)でモノクロ印刷にしました。これだと1分間に100枚も印刷できてしまうから、速さの点でとても助かっています。コストもカラープリンターに比べたら格安!
 このリソグラフ(中古ですが)は、ひろく自治活動、生涯学習活動などに利用してもらおうという目的で、「公平な合併情報を求める会」の活動への寄付金や剰余金で購入したものです。どなたでも消耗品の実費負担でご利用いただけますので、私の事務所へおいでください。

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