住民監査請求について意見陳述

2007年10月8日 09時35分 | カテゴリー: 活動報告

10月4日、監査委員は双方からの意見陳述を聴取

 ㈱三郷ベジタブルにトマト栽培施設使用料の支払いを求める住民監査請求を、8月31日に提出。受理され、待つこと1ケ月ほど、4日には請求者の意見陳述が行なわれました。請求者は午前10時半から、それに先立って朝9時からは関係職員の意見陳述も行なわれるというので、こちらも傍聴してきました。(右写真は市民タイムス掲載記事)

 関係職員の意見陳述は、西山副市長(三郷ベジタブル代表取締役会長)と三沢産業観光部長(三郷ベジタブル取締役)の二人。その話には「えっ?!」と思ったことが幾つかありました。一つあげると、「安曇野市(旧三郷村)と三郷ベジタブルが結んだ賃貸借契約書です。「据え置く」と「猶予する」の二つの言葉が使われているのですが、その意味の説明には、ただただあきれるばかりでした。私からもしつこく確認していたのに・・・ 部長は「間違いない」と言っていたのに・・・
 この点については、読売新聞の記者が関心を持って取材してくれ、「三郷ベジタブル支払猶予〜安曇野市と契約結ばず」の見出しで記事になっています。言われてみれば、いつ支払うか、分割するかどうかといったことについては『あやふやだった』というのですから、契約は成立していないも同然、「契約結ばず」と書かれても仕方がない。

◆三郷ベジタブル支払猶予
 〜安曇野市と契約結ばず〜取締役明かす 10月5日 読売新聞
 安曇野市やカゴメ(本社・名古屋市)などが出資する第3セクター「三郷ベジタブル」の三沢賢二取締役(市産業観光部長)は4日、猶予された2005年度までの2年分の施設使用料約1億4000万円をいつ支払うか、分割するかどうかといったことについて「あやふやだった」として、市と支払い契約を結んでいなかったことを明らかにした。

 同社をめぐる住民監査請求を受け、市監査委員が同日開いた陳述の場で、監査委員の質問に三沢取締役が答えた。
 同社は04年4月1日付けで、当時の三郷村との間で結んだ賃貸借契約書では、トマト栽培施設や駐車場など計約6ヘクタールの使用料を年間7,138万円とし、毎年度末日までに支払うと規定。ただし、04、05年度の使用料は「据え置く」と規定して支払いを先延ばししたまま、合併した同市に引き継がれ、その後、支払い期限や方法などについて決めていなかった。

 06年度の使用料についても、同市は今年3月になって、同社と変更契約書を取り交わして支払いを猶予したが、こちらもいつ、どのように支払うかは未定。三沢取締役は「市と協議して詰めたい」と述べた。

 以上は読売新聞より。
 とにかく、三郷ベジタブル関係の契約書(損失補償契約、金銭消費貸借契約、賃貸借契約など)は、どれも契約書の内容に不備な点や不明な点があり、こんなことで数千万円、億単位のお金が動いたとは信じられません。当初の事業計画のズサンさ、イイカゲンさを象徴するような契約書です。

 以下から関連の新聞記事がご覧いただけます。

三郷ベジタブル支払猶予
 〜安曇野市と契約結ばず〜取締役明かす 10月5日 読売新聞

三郷ベジタブル不振問題・監査請求受け意見陳述
 住民側は責任追及 市は「早期に経営改善」  10月5日 市民タイムス

◆「三郷ベジタブル」監査請求
 市職員らの意見聴取 安曇野市監査委員  10月5日 信濃毎日新聞

三セク「三郷ベジタブル」市民有志が意見陳述
 安曇野監査委員に 「経営改善ない」  10月5日 毎日新聞

住民監査請求で関係者意見陳述
 安曇野の三郷ベジタブルめぐり市監査委  10月5日 中日新聞