9月議会・小林じゅん子の一般質問

2008年11月9日 21時00分 | カテゴリー: 活動報告

堆肥センター・このまま損失続けばあと2年で経営破たん

 安曇野市議会9月定例議会の一般質問は、三日間にわたって19人が登場。わたしの出番は二日目の5番目。質問項目は①ふるさと納税と指定寄付による住民参加 ②三郷堆肥センターの大規模改修と経営改善について。 

 ふるさと納税と指定寄付による住民参加については、「私としては珍しく提案型の質問です・・・」と言ったら、議場から失笑がもれました。「いつも『追及』ばかりで執行部を委縮させているだけ。それじゃあ安曇野市はよくならないよ」とは、よく言われるのですが、今回ばかりでなくけっこう「提案」もしているのですが・・・
 「ふるさと納税」は、実は現在住んでいる自治体に対しても適用できる制度なので、住民の市政参加のすすめとして、安曇野市民であっても安曇野市に「ふるさと納税」ができることを、もっと積極的に広報するようにということで提案しました。

 三郷堆肥センターの大規模改修と経営改善については、集めた情報などから多くの問題点を掴んでいたつもりだったので、ついつい自分がしゃべり過ぎてしまい、部長に答弁させることが少なくなってしまいました。(反省しきり・・・ どうも、あの演台の前に立つと一気に上がってしまって、それで、全体の質問の組み立てが崩れて焦点ボケしてしまいました。)A4原稿10ページにも及ぶ質疑応答は正式な議事録に譲るとして、要点をまとめておきます。
 それにしても、です。三郷堆肥センター経営に対する市の認識は?に対する産業観光部長の答弁が、きっぱりと「このまま損失続けばあと2年で経営破たん」だったことには驚きました。断っておきますが、「破たん」に驚いたのではなく、「破たんすると認めた」ことに驚いたのです。それほど悪い経営状況だということです。

Q 三郷堆肥センター経営に対する市の認識は?
A このまま損失続けばあと2年で経営破たん

【質問】三郷堆肥センター(三郷農業振興公社)の経営について、市の出資法人あり方検討委員会は極めて危機的と指摘したが、市は「すべて会社として検討してもらっている」としており無責任。公社の危機的状況をどのように認識しているか。

【産業観光部長】市から指定管理委託料1,000万円弱を振興公社に支払っているにもかかわらず、4,500万円の資本金が7期末には1,407万円まで減少。7期決算の当期純損失額は762万円。同様の損失が続く場合、あと2年で公社は破綻することになり、経営改善は待ったなしと認識している。この危機的状況を脱するために、現在、経営改善計画書の作成を指示している。

【質問】開業からの修繕費等は、公社負担分に旧三郷村負担分、安曇野市負担分も含めて莫大である。総額いくらか。水分調整の問題に始まり日々の整備・保守を怠るなど、本来ならば8年、10年使えるはずの機械や施設の寿命を縮めた。公益性に隠れた「甘え」の結果ではないか。

【産業観光部長】今年度の攪拌機修繕も入れると1億三千五、六百という金額になる。本当にそんなに要るのか、いったい何をやっていたのか、という疑問を感じざるをえない。
【質問】市の経営改善促進プロジェクトと経営改善計画策定の進捗状況はどうか。

【産業観光部長】公社もここへ来てようやく危機意識を持つに至ったところで、計画策定は遅れている。10月上旬には、公社と関係畜産農家がまとめた素案が示される予定なので、プロジェクトチームとしては早期の実効ある計画書の策定を指導・支援しながら進めていく。