安曇野の自然環境をまもるための訴訟の原告募集について

北小倉区ゴミ処理問題対策委員会からのお願い

 北小倉区ゴミ処理問題対策委員会より、下記のような「安曇野の自然環境をまもるための訴訟の原告募集とカンパのお願い」がありましたので、私のこのホームページからも広く呼び掛けたいと思います。
 原告には誰でもなることが出来ますが、まずは安曇野市民の皆さんにお願いしようということで働きかけているとのことです。裁判の原告になることで不利益になるようなことはなにもありませんが、裁判費用として一人当たり5,000円ほどの負担があります。

 対策委員会からは「原告は多ければ多いほど裁判官に意気込みが伝わりますし、世論に大きくアピールでき問題解決への大きな力となります」とのお話もありましたが、じっさいこの問題は北小倉地区に限定されるものではなく、廃棄物処理とそこに関わる許認可行政の問題であり、広く安曇野市の課題としてとらえる必要があると思います。

◆北小倉区の産業廃棄物処理施設と一般廃棄物処理の問題については
 私の活動報告にもありますので参考にしてください。

2007年6月23日 6月議会・小林じゅん子の一般質問
〜北小倉区内に建設された廃棄物中間処理施設について〜

2009年5月4日 一般廃棄物処分業許可申請に対し不許可を
〜市長見解は「法律上的確ならば市町村は許可せざるを得ない」〜

2009年7月8日 増田建設産業に一般廃棄物処理業許可下りる
〜「住民監視」を必要とする業者になぜ許可を下すのか〜

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   安曇野の自然環境をまもるための訴訟の
              原告募集とカンパのお願い

 私たちは、北アルプスのふもと、国営アルプスあづみの/AN園の南側入り□近くの出麓線沿いにある増田建設産業㈲に、一般廃棄物処分業を許可した安曇野市に対して、訴訟を起こします。

 増田建設産業㈲は、過去に違反違法行為を繰り返し、近隣住民は粉塵騒音などの公害に現在も苦しめられています。そのような業者に、県が産廃処分業の更新を行い、その上、安曇野市が一般廃棄物処分業の許可を与えました。

 今後心配されることは、増田建設産業㈲が産廃だけでなく一般廃棄物も扱うことによって被害が拡大することだけではありません。同じ敷地内にある稼動待ちの㈱あずさ環境保全の大規模施設が、増田建設産業㈲の名義で稼動を開始される可能性があるのです。

 ㈱あずさ環境保全の施設は、処理能力が約350t/日(安曇野市民の出すごみの量の5倍)という大規模で、処理されるごみの種類の多様さ(汚泥・廃プラスチック・廃油・廃酸等)や、立地条件が不適である(扇状地の上部にあり背後に山脈が衝立のように連なっているため汚染された大気が希釈されにくい)ことから、被害範囲が数kmに及ぶ可能性が複数の専門家によつて指摘されています。また、地下水脈は堀金地区を通つて流下しワサビ田につながっています。もしこの施設の稼動によって地下水が汚染されれば、堀金地区周辺の水田、ワサビ田も影響を受ける恐れがあり水と空気のきれいな田園都市安曇野のイメージが崩壊します。

 私たちの誇りである大切なら、るさと安曇野のかけがえのない自然を、なんとしても環境汚染から守るために、どうしたらよいか考えた末、私たちは行政処分取消請求の訴訟を起すことにしました。安曇野を愛する市民のみなさまに、私たちとともに安曇野を守るため訴訟の原告になっていただきますよう、お願いいたします。あわせて、裁判費用や私たちの主張を広める活動に使わせて頂くためのカンパも、お願いいたします。

 原告にはどなたでもなることが出来ます。不利益になるようなことはなにもありませんが、一人当たり5,000円ほどの印紙代(裁判所に提出する書類に貼付)がかかります(勝訴の場合には返金されます)。原告は多ければ多いほど裁判官に意気込みが伝わりますし、世論に大きくアピールでき問題解決への大きな力となります。一軒で複数の方が原告になれますので、ご夫婦2名で参加も大歓迎いたします。

 この素晴らしい安曇野の自然を、子や孫の世代に引き継ぐためにも、なにとぞご協力をよろしくお願いいたします。

 なお、個人情報はこの活動以外では決して使用いたしませんのでご安心ください。

北小倉区ゴミ処理問題対策委員長 布山雅崇
連絡先 事務局(中村)090-1868-4200

※小林じゅん子事務所(穂高有明9972−1)でも原告の申し込みが出来ますので、ご連絡ください。電話:83−4250