平成21年安曇野市議会第3回臨時会(その1)

2009年11月9日 00時14分 | カテゴリー: 活動報告

無所属議員は議会運営委員会から排除

 先月11日の安曇野市議会議員選挙により、2期目28人の議員が決まりました。本日11月6日は選挙後の初議会、平成21年(2009)安曇野市議会第3回臨時会が開かれました。
 議長、副議長の選挙や、常任委員会、特別委員会の委員の選任や委員長の選出などがが主な内容。追加議案で副市長、監査委員の選任と教育委員の任命がありました。

 臨時会に先立って、午前9時から議員懇談会があり、議長候補の声明が行われました。立候補者は2〜3人あって選挙になるだろうと思っていたので、藤原廣徳議員ただ一人が声明を行い指名推選となったことは、私には意外でした。ほかにも議長に立候補すると言っていた議員がいたのに・・・
 これは、おそらく会派間の事前調整があって、一人に絞られたのでしょう。事前調整というと聞こえはいいですが、実態はポスト争いの駆け引き、取り引きに近いものではないかと思われます。
 会派などにとらわれることなく、我こそは議長にという人は自由に立候補すればいいし、市民の目に見えるところで正々堂々と選挙をして議長を決めたい。これが私の願いでしたが、残念ながらそうはいきませんでした。

 午前10時から始まった本会議では、筋書き通り指名推選で藤原廣徳議員が議長に選ばれ、2期目の安曇野市議会が正式にスタートしました。
 議長が決まれば次は副議長の選挙となるところですが、その前に本会議は暫時休憩となり議会全員協議会に切り替わりました。今朝9時からの議員懇談会と同じ顔ぶれなのですが、議長が決まったので、この時から議会の正式な会議である議会全員協議会(全協)ということになったわけです。

 全協では、常任委員会や議会運営委員会の委員の選任等について、会派代表者会議で検討した素案を基に協議しました。ここで問題となったのが、議会運営委員会(議運)に無所属議員が入っていたこと。「会派の代表者で議運を構成することになっている。無所属議員が5人いるとはいえ、会派を組んでいないのだから議運に入れることはできない」というのです。

 私はもちろん反論しました。「議員平等の原則」が大前提、先例や慣例によって無所属議員が差別的扱いを受けるようなことがあってはならないと訴えました。ほかにも「無所属とはいえ5人もの議員を無視してよりよい議会運営が出来るはずがない。無所属からも議運に1名入ってもらうべきだ」、「3人の会派が3つもあり、最大会派でも6人しかいない。それと比べれば無所属5人は大きな勢力だ。議運に入れないとか、無視するようなことはいけない」という良識的な意見が相次ぎ、議員平等の原則が通ると思っていたのですが・・・

 「議運に無所属議員1人を充てたのは、今日までに会派が結成される可能性があったからだ。会派を組まずに無所属のままでいるなら議運には入れない。議長も決まったことだし、ここでちょっと時間とってもらって、その間に会派届を出すなりなんなりしてもらおうじゃないか」という声高な意見に流される(※1)形となり、暫時休憩。
 5人の無所属議員(相田議員、荻原議員、山地議員、吉田議員、そして私)は、「議運に入るためにカタチばかりの会派を組むわけにはいかない」ということを再確認。再開された全協で、会派届は提出しないと報告。結果、無所属議員は議運から排除されることとなりました。

 私としては「議員平等の原則」を盾に、徹底抗戦することも考えないではなかったですが、それで状況が好転するとはとても思えなかった(堂々巡りの議論に終始した)ので止めました。
 そのかわり、こうして「排除された事実」を議会外に訴えることで、外側から議会を変える力にしたいと考えました。それで言えばもう一つ、明日にも、議長と議会運営委員長に、議員平等の原則に立って議会の先例や申し合わせ等を改正するよう、申し入れ書を提出するつもりです。

 初議会の報告のつもりが、議会運営委員会の問題で紙面が尽きてしまいました。午前10時から始まった議会は、暫時休憩を何回も挟みながら夜の7時過ぎまで続きましたので、まだまだ書くことはたくさんあるのですが、続きはまた明日ということで。

(※1)声高な意見に流される
 具体的な発言内容については、議事録が残っていないので確認できません。会議後、ある新人議員から「モノが言えない雰囲気がありますね・・・」と話しかけられましたが、私も同じことを感じました。しかし、この「議会の空気」に圧されて黙ってしまうようでは、議員として働くことを放棄することになります。踏ん張って発言してほしいです。
 
 なお、議事録が残っていないことについては、これは議会事務局の不手際です。正式な議会全員協議会であるにもかかわらず、議事の音声録音をしていなかったのです。なんてことでしょう(怒)!