「安曇野市の新しい本庁舎建設は凍結する」を求める請願書は不採択

2011年9月定例議会最終日、採決の結果は不採択

 請願 第8号「安曇野市の新しい本庁舎建設は凍結する」を求める請願書について、わたしは採択に賛成しましたが、ほかにも賛成議員は多くはなかったので不採択となってしまいました。以下は私の賛成討論です。

 一昨年に提出された、「市民の暮らし優先の市政のために安曇野市新庁舎建設の見直しを求める請願書」。昨年提出された、「新しい本庁舎建設は必要ない」を求める請願書につづく三度目の請願が今回の「凍結する」を求める請願書です。

 今回の請願には8000人を越える市民の署名も添えられており、これを否定するにあたっては、真摯な議論と相当の説得力ある説明となされなければならないと考えますが、総務委員会での審査は十分であったか疑問が残るものでした。

 採択しない理由が、「建設に向けて一つひとつ積み重ねてきた」、「6年間ずうっと検討している」、「いいかげん、もう建てたらどうだ」、「いつまでも何やってるんだといいたい」、「今頃はもう建っていなけりゃいけないのに」といったものが多かったからです。

 請願者は、市が示した庁舎建設案は80億円規模のもので、必要最小限とは程遠い建設計画であり、市民が望んでいる市役所の機能や形とはかけ離れたものであること。3.11東日本大震災後の復興や、人災ともいえる原発事故の収束と補償のことを考えれば、合併特例債を頼って進める本庁舎建設は本当に市民のためになるのか。安曇野市の財政の現状をふまえて、慎重に検討することをもとめているのです。

 特例債の期限に惑わされて判断を誤るようなことがあってはなりません。なによりも市民の暮らしと市の財政の安定を最優先に位置付け、新庁舎建設の見直しをするために、「本庁舎建設は凍結する」ことに賛成です。