2013年度(4月1日から10月22日まで)の政務活動費収支報告書

2014年1月6日 21時39分 | カテゴリー: 議会改革

~報告書や領収証の閲覧には情報公開請求の手続きは不要です~

 3年ほど前のこと、議会改革検討委員会では【議員定数】と【政務調査費】(現在の政務活動費)の二つの分科会に分かれて調査・研究していました。私は政務調査費分科会に属していましたが、当時の議論としては、(1)月額7,500円(年額9万円)の金額は妥当か、(2)政務調査費の使途は適正か、の2点。
 1年間かけて、やっとまとまった基本的な考え方は「税金の使い方として市民の納得を得られるもの」であること。そして、納得を得るためには政務調査費の情報公開が前提であること。
 具体的には、政務活動費をどう使っているのか、議会事務局へ行けばいつでも見られるようにしておく、ということになります。それも収支報告書だけでなく領収証まで公開することにしておけば、常に市民の目にさらされ、評価も批判も直接に議会に届き、政務活動費の適切な行使につながる。その取り組みが真摯になされていけば、市民の方から「もっと政務活動費をつけてもいいのでは」という声もあがろうというもの。だから、政務活動費の金額が多いか少ないかの議論は後からついてくる、というふうに考えたのです。

 安曇野市議会では、長野県議会の運用マニュアル(注1)をお手本にして作った「安曇野市議会政務活動費運用マニュアル」に基づいて運用していますが、それでもなお市民の目から見たら疑問点があるので、さらに細かいところまで決めておこうということになりました。マニュアルには、以下のような項目・内容について20ページにわたって細かく規定されています。

政務活動費を充てることができる経費の範囲

 また、一昨年の地方自治法改正により政務調査費が政務活動費と名前を変え、交付の目的に「その他の活動」が付加されました。これは改正というより「改悪」ではないかと私は釈然としませんが、とにかく使途基準が拡がった分、不適切な支出をしないよう充分に留意していく必要があります。

 ということで、政務活動費になってから初めての報告書(改選前の2013年4月から10月までの7カ月分)が、12月21日に安曇野市議会のホームページに公表されました。
◆政務活動費収支報告書(※2013年10月22日任期満了のため精算)
http://www.city.azumino.nagano.jp/gikai/katudouhi/syoushihoukoku/seimukatudouhi251.html

 2012年度の政務調査費と比較してもらえば、ずいぶん詳しい内容の報告になっている事がお分かりいただけると思います。
 加えて領収証等を含めた政務活動費収支報告書は、議会事務局へ申し出ていただければ誰でも見ることができます。情報公開請求の手続きは不要です。

(注1)田中知事時代に県の情報公開が一気に進み、県議会でも政務調査費の使途に不正なものが多数あることが発覚した。このため、長野県議会では政務調査費の使途の明確さと透明性を高めるため「政務調査費マニュアル」を策定した。