安曇野市議会3月定例会・小林じゅん子の一般質問

一般質問の通告書

~M産業の一般廃棄物処理業・許可更新の問題と
      学校給食の課題について~

 昨日2月23日正午が3月定例会の一般質問の通告期限。早々と提出する議員が多いなかで、私はいつも期限当日ギリギリになることが多い。
 どういう現状や背景があってこの質問をするのか、その質問からどんな答弁を引き出し、どういったことを実現したいのか。そこまでの展開を考えて通告書を書こうとするので、けっこう手間と時間がかかるのです。

 11時29分、通告書の受付がすんでクジを引き、発言順が決まりました。小林じゅん子は3月6日(金曜日)の3番目の出番です。この「3番目」というのはやっかいな順番で、午前10時に始まって午前11時30分前に2番目まで終了すれば3番目の小林は午前中になるのですが、午前11時30分を過ぎてしまうと、3番目は午後1時からになってしまうのです。「午前中に傍聴できるかと思ったら、午後になってしまった」なんてこともあり得るわけですが、そこは小林だけと言わず前後の議員の質問も聴いていただけたらと思います。

(1)増田建設産業の防音壁補強工事と
    一般廃棄物処理業の許可更新について
 増田建設産業(以下M産業)の一般廃棄物処理業の許可については、既に昨年9月末
に2年ごとの更新の時期を過ぎてしまっている。前回の許可更新においても、防音壁の
安全性の問題で県の結論がなかなか出ず、許可更新が1年以上も遅延した経過がある。

 そんななか、M産業は、昨年12月8日に一般廃棄物処理業の変更届けを提出した。
その内容は、西側の壁に接していた一般廃棄物の保管場所を移動し壁から離したので、
これまで廃棄物の保管場所の擁壁とみなされていた西側の壁は、単なる騒音防止、飛散
防止のための壁(囲い)と認識するというものであった。

 関連して県の認識はというと、これまで破砕機をはじめ周りの壁も含めて一つの処理
施設という認識だったものが、裁判にあたって昨年9月ごろから「破砕機のみが処理施
設である」と、その認識を変えてきている。

 この二つの不可解な変化に加え、さらに本年1月13日付けのM産業から裁判所への
上申書では、「M産業施設壁の補強工事に関して、今後は安曇野市が窓口となり工事内
容を長野技研(株)が確認する」との理解しがたい内容が報告されている。

 そこで以下に質問する。

1、M産業の一般廃棄物処理業の変更届けや、「破砕機のみが処理施設である」とする
  県の認識の変化について市の受け止めは

2、M産業から裁判所への上申書で示された内容について

3、防音壁の補強工事と一般破棄物処理業の許可更新の関連性について

(2)安曇野市学校給食理念の実現に向けて
 安曇野市合併後しばらくは、新しい給食センターの整備が立て続けだったこともあり
旧町村の学校給食の特徴や方針を尊重する方向で進められてきた。昨年やっと平成20年に市として共通の運営方針や目標などがまとまり、学校給食理念(目標)として制定された。

 食育推進基本計画も昨年度から第2次の取り組みに入り、学校給食においては、地域
の自然や文化、産業等に関する理解を深めるとともに、それらの生産等に携わる人の努
力や、「食」への感謝の気持ちを育むことができるよう、地域農産物をできるだけ使用
する取り組みを行うとなっている。

 また、新年度からの給食費値上げや、給食費の口座振替実施など、学校給食への関心
が高まっている時期でもあるので、以下に質問する。

1、安曇野市学校給食理念(目標)について

2、地産地消の推進の取り組み、特に主食(米飯、パン、麺類)と地元産の野菜等の使
  用の現状と課題について

3、給食費の公会計移行について

◆平成27年3月定例会 一般質問
http://www.city.azumino.nagano.jp/gikai/info/2015/03/q_ippan.html