女性議員を増やそう!!シンポジウムで飯綱町へ

2019年3月2日 22時55分 | カテゴリー: 活動報告

~第4回地域政策塾で体験報告~

飯綱町にて地域政策塾21の主催で開催~クリックすると拡大します

2月24日、飯綱町の「地域政策塾21」主催の~女性の声を地方議会へ~女性議員を増やそう!!シンポジウムに行ってきました。女性議員としての体験を語ってほしいいとのリクエストをいただき、自分自身の議員活動を振り返ってみるいい機会にも思えたので、お引き受けしました。発表時間は7分ということで、限られた時間を無駄にしないよう原稿を用意して臨みました。

1、女性議員が増えて、議会や地域はどう変わったか。今後の展望は?
地域から議員を出すという「地域ぐるみ選挙」が変わりました。
合併する前の穂高町で、初めて女性議員が誕生したのは1991年でした。きっかけは、その2年前の参議院選挙でした。土井たか子さんの社会党が巻き起こした“マドンナ旋風”で多くの女性議員が当選したのです。

私たちも女性を議会に送りたい、その時が来たと盛り上がりました。しかし、当時の選挙は自治会組織である「区」が候補者を立てて、当選を目指すという「地域ぐるみ選挙」でした。今でこそ、女性区長や役員は珍しくなくなりましたが、30年前の当時、区の運営を仕切っていたのは男性で、女性候補を立てようなんて発想はゼロでした。

ならば、区の枠などにはとらわれず、世の半分を支える女性に訴えて、当選を目指そうということになったのでした。それまで、舅や夫の言うなりに投票していた女性が、「地区の選挙のお手伝いには行きますけど、投票は好きにさせていただきます」と、自分の意思で投票する人が確実に増えました。
明確な政策的課題を持った女性が出てきたことで、漫然と議員を出してきた「地域ぐるみ選挙の弊害」に、多くの人が気付いたのです。そうなると、地域から出さなければいけないとか、女性ではダメだとか、そんな若造にゃ任せられないとか、そんなことはどうでもよくなってきます。

定数22のうち6人が女性の安曇野市議会では、若い人や地元出身でない人が議員に当選するようになってきました。こうした議員の多くは、議会の外へ向けての情報発信にも熱心なので、住民には・議会が身近に感じられるようになり、自治やまちづくりへの関心が高まるきっかけになったと思います。

2、女性議員がさらに増えたら議会はどう変わるか。その可能性は?
女性に限らず議員の多様性が増すことによって、議会の機能も向上する。
私が議員になったのは49歳のときで、当時の穂高町議会では最年少でした。女性は3人、一人は共産党、もう一人は町長一押しの元保育士、そして私は住民運動を背景にした無所属ということで、一口に女性議員と一くくりにできない顔ぶれでした。

安曇野市議会になると一旦女性議員は減りましたが、今や6人。県外出身者2人、自民、公明、共産と政党議員もいますし、40代50代も増えました。現実社会を反映した多様な人々が集まる議会に、少しは近づいてきたような気がします。

また多様な議員が、各々の得意分野で力を発揮しやすくなり、議会の機能はアップしてきたと言えます。追認の議会から、行政のチェックと政策提案できる議会へと、変化しつつあることを実感しています。一方で、女性議員が増えても、男性議員並みに働くことが大前提なので、変化は遅々として進まずという現実もあります。政党は・女性議員輩出に貢献していますが、名誉男性的議員もいます。女性議員ならではの視点で政策提案したいと思っても、各党の党是が障害となってまとまりにくいこともあります。

3、政界・議会はセクハラ・パワハラ当たり前?
15年前の穂高町議会では「セクハラなんて笑ってかわせ!」といった感じで、議会として責任ある対応や対策がとられてはいませんでした。4年前のことですが、市民から議員のセクハラ行為について公開質問状が届いてからは、議会内でのセクハラ発言は無くなりました。わたしもその時やっと、「笑ってかわせ!」ではいけないんだと反省し、NOと言うことに決めました。

最後に「議会は”ジェラシックパーク”、嫉妬が引き起こすパワハラ」ですが、これに同意してくださる方いらっしゃるでしょうか?

町会議員だったころ、建設委員会の傍聴をしたいと申し出たら、建設委員会の議員に取り囲まれ「オレたちの委員会を信頼できないということか!なんで傍聴するんだ!」と怒鳴りつけられました。

市議会議員になってからも、定められた方法で議案を提出しているのに、「全会一致で可決される可能性がないから、取り下げるべきだ」と言われたり、最悪だったのは、ありもしないことを全協や委員会で非難されたり、かなり消耗していた時期もありました。

そんなときに「議会は”ジェラシックパーク”男の嫉妬はやっかいだよ。仕事でかなわないと思い知らされると、男性はセクハラやパワハラをしてしまうことがある」「あなたは悪くない。よくやっているよ」と励ましてくれた人がいました。

そんな励ましがなければ、自分は議員に向いていないと自信をなくしてとうに辞めていたかもしれません。だから、私も力を込めて言います。「セクハラ、パワハラには毅然とした対応を。世のため人のため女性のため、女性議員は泣き寝入りせず、立ち向かいましょう。」

出る杭は打たれても、
出過ぎた杭は打たれない。

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