旧5町村のマンホール蓋(ふた)は無くなってしまうの?

2019年3月16日 15時03分 | カテゴリー: 議会報告

~安曇野市の統一蓋、実はマンホールカードを作るため~

市民タイムスに「マンホールのふた統一へ」の記事が掲載された前日、経済建設委員会を傍聴していた私は一足早くこの話を聞きました。議員といえども委員会の委員ではないので、その場で質問も意見も言うことはできませんでしたが、安曇野市のマンホールのふたを統一する必要性をまったく感じることができない私は、釈然としない思いでした。

市民の方からも「どれもいい絵柄なのに、無くしてしまうのは残念」、「合併前のことも残しておいてほしい」、「マンホールのふたを統一したからって市の一体感が増すわけでもない」、「いや、むしろ、そういうことをするから、一体感にキズが入るんだよ」と、次々とご意見をいただきました。そういえば、新年度の事業なのに、新年度予算の審議の中では説明がなかったし、いったい、いつ、どこで、決まったのだろうと疑問に思い、市役所へ行って担当者から話を聞いてきました。

結論を先に言いますと、「旧5町村のマンホール蓋(ふた)が無くなってしまうことはありません。10年20年先には、いよいよ在庫がなくなって博物館入りとなるかもしれませんが・・・」ということでした。

新年度予算にこの予算の計上がないのは、通常のマンホール維持補修にかかっている予算の範囲でできることなので、予算説明では特にふれなかったとのこと。(ここではあえて突っ込みませんが、新年度の予算説明、事業説明で扱うべきでは?)そして、この安曇野市の統一蓋の話は、実はマンホールカードを作りたいという商工観光部からの要望があって事業化されたものだと分かりました。

マンホールカードとは?(MdN Design Interactiveより引用)
誰でも簡単に物が手に入る時代に、現地を訪れることでしか手に入らないものの価値が見直されている。それは、いわゆる、日本各地の”ご当地もの”。なかでも近頃注目されているのは、なんと下水道の「マンホールのふた」だ。それも、コレクションカードとして全国各地で配布され、コレクターがいるというーー。その謎に迫るため「マンホールカード」の開発者、下水道広報プラットホーム(GKP)の山田さんに話を聞いた。人気の背景には、カードに仕掛けられたいくつもの秘密が隠されていた。
(取材・文:阿部愛美)https://www.mdn.co.jp/di/contents/4371/59145/

いまや大人気のマンホールカードに、安曇野市のものがない。旧5町村のものではカードに登録できない(現存する自治体でなければならない)。安曇野の観光にも資するマンホールカード、チャンスを逃してはならないということで、市のマンホール蓋のデザインの統一が決まったということのようです。

最初は数箇所の設置から始まるとのこと。痛んで取り替えなければならないものは、交通量の多い国道にあるものなど限られているので、一気に新しい蓋に変わってしまうことはない。ということで、「旧5町村のマンホール蓋(ふた)が無くなってしまうことはありません。10年20年先には、いよいよ在庫がなくなって博物館入りとなるかもしれませんが・・・」が結論でした。

私としては、特別多額な予算がかからないとなると、こうして簡単にものごとを決めてしまうのかと、事業の進め方には疑問を感じますね。