安曇野市議会9月定例会 小林じゅん子の一般質問(まとめ)

~新型コロナワクチンの定期接種化について~

新型コロナウイルス予防接種は法律上の義務はありません(安曇野市HPより)

新型コロナワクチンが、65歳以上及び重症化リスクが高い60から64歳の方を対象とした定期接種となり、10月1日から始まります。そして、mRNAワクチン「レプリコンワクチン」が新たに使われる予定です。

これについて報道されたのは7月中旬で、8月に入るあたりからレプリコンワクチンの危険性を強調した意見が、あちこちから寄せられるようになり、みどりネット信州の仲間の議員からも「定期接種の補正予算が出てくる9月議会はどうする?」ということで、緊急勉強会をZoomで開催するなど、新型コロナワクチンの定期接種化、とりわけレプリコンワクチンの問題について取り組んできました。
幸いにして、新しいタイプのレプリコンワクチンについては、信頼性の高い情報が多くありますし、新型コロナ感染症の蔓延とワクチン接種の3年間の総括と考察も出てきています。私自身、これまで1度もコロナワクチンを接種しなくて問題なかったこともあり、新型コロナワクチン接種に慎重な立場から、一般質問しました。

Q1.新型コロナワクチンの定期接種は慎重に

【小林質問】 本市の新型コロナワクチン定期接種はどのように実施されるか。

【保健医療部長】 令和5年度まで全額公費負担の無料接種が行われたが、この秋からは季節性インフルエンザと同様に、接種費用の一部自己負担がある定期接種となる。対象者は65歳以上及び重症化リスクが高い60から64歳の人など。接種期間は10月1日から令和7年3月31日まで。接種場所は市内の医療機関。自己負担は1,800円。対象者へ予診票兼接種券発送する。

【小林質問】 新タイプのmRNAワクチン「レプリコンワクチン」の危険性が指摘されているが、本市の見解は。

【保健医療部長】 接種予定のワクチンに国は5つのワクチンを示しているが、その中にレプリコンワクチンが入っている。ワクチンの安全性や有効性については、国の判断、専門機関に委ねられている。レプリコンワクチンについて市として見解を述べることは控える。

【小林質問】 新型コロナ感染症のために大急ぎで開発されたmRNAワクチンは、副反応や後遺症、死亡事例が極めて多い(厚労省発表)。本市でも健康被害の認定が7件、その内1人が死亡している。接種にあたり慎重な判断を促すため、対象者への接種券等の一斉通知は止めたらどうか。

【保健医療部長】 従来通りに一斉通知する。

【小林質問】 レプリコンワクチンの心配もあるので、より一層の情報提供に努めるべきでは。

【保健医療部長】 ワクチンの安全性や有効性は、厚労省や本市のホームページで、引き続き周知していく。

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新型コロナウイルス感染症は「5類」に移行したので、定期接種といっても個々への通知はせず、広報などで制度のお知らせをするということでいいのですが、安曇野市は対象となる65歳以上の人等へ、一斉通知でお知らせと接種券を送るというのです。

個々に通知や接種券が来れば、「5類」になる前と同じに考えて「接種しなくてはいけない…」と思って、盲目的に接種してしまう人が出てくるんじゃないでしょうか。一斉通知はしないよう提案したのですが、ダメでした。

みなさん、接種するかしないか、しっかり情報収集して慎重に考えてください。
私はコロナワクチンは一度も接種していませんし、特にレプリコンワクチンはおすすめできません。

安曇野市議会 議会中継録画で小林純子の一般質問をご覧いただけます。
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/rd/speech.html?council_id=63&schedule_id=4&playlist_id=3&speaker_id=22&target_year=2024