共謀罪、烏川渓谷緑地市民会議、性犯罪と向きあう

今週はこんなことが

5月10日(水)「共謀罪」法案の廃案を求める
 「共謀罪」法案の廃案を求め東京へ向かった友人のYさんより、朝8時37分「これから国会へ。今、電車の中です」とのメールが届く。15時36分「『共謀罪』に対する国会前座り込みに参加中。・・・座り込み少人数なれどビラはけ良好。社会見学などの中・高生になぜか反応よし。引率の教員からの反応なし」。18時14分「『共謀罪』の強行採決に反対する!超党派国会議員と市民の緊急院内集会、12日(金)17:30、だれか来ませんか」とのメールが届く。昼ごろの開催だったら、日帰りできるから行ってみようと思ったけれど、残念。
 その後の報道でご存知の通り、衆院法務委員会では「共謀罪」法案について、強行採決とはならず採決は先送りとなりました。マスコミには法務委員会の様子は映し出されても、国会前で座り込みをしたり、傍聴に入ったり報告したりする人々、弁護士や組合からのアピールなど、あれやこれや異議ありと押しかけている景色はどこにも出てきません。でも、こういった国会周辺の空気が大きく審議に影響したのではないでしょうか。

 さて、「共謀罪ってどういうこと」という方には、共謀罪シミュレーションのページを用意しました。ページ下のリンクからどうぞ。

5月11日(木)烏川渓谷緑地市民会議
 忙しくて2回ほど会議をサボってしまった。今日は久ぶりの参加。この公園が開園するまでは、仕方ないとはいえ会議ばかりが続いたので、森林に入って活動したいと考えていた人は期待はずれで、会を抜けてしまった人もあったようです。開園2年目となり、新たな会員さんを迎え、いよいよ森の中へ飛び出していける楽しみなスタート。
 と、思いきや、またまた予算のことで県と市民会議のあいだで「見解の相違」。億単位のカネはすいすい動くのに、市民が使うとなると百円・千円単位のお金にさえ制約がかかる。うっかりボランティアという言葉を使おうものなら「ボランティアというのは無償の行為です。予算付けはできません」という。なんかおかしい。

5月12日(金)性犯罪と向き合う
 これは5月28日に東京で開催される「女性の安全と健康のための支援教育センター・公開シンポジウム」のテーマ。セクハラ事件の被害者で本人訴訟で戦っている女性から案内がありました。彼女の事件とその裁判の話を聞くにつけ、法律や裁判の世界はまだまだ「男性支配」なんだと痛感。2時間も話し込んでしまいました。スケジュールに余裕が出れば行ってみたい。

◆公開シンポジウム「性犯罪と向き合う」
 5月28日(日)午後1時半から
 東京ウィメンズ・プラザ(東京都渋谷区神宮前)TEL.03−5684−1411
 会費1,000円 (会員外2,000円)