まずは条例に基づいて議会広報特別委員会を設置することに決め、そのための「安曇野市議会報発行規定」について検討しました。委員数は各常任委員会から2名づつと、議会運営委員会から1人と副議長を加え10名とすることになり、さっそく選任の話し合いとなりました。
議会の広報誌を編集するこの委員会は、とにかく仕事量が多いので、やりたがる人はあまりいません。私が穂高町の議員になったときは、先輩議員たちが「若手がやるもんだ。一度はその苦労を経験しとかないと・・・」などとおっしゃるものですから、一期目の議員が4人に2期目が2人加わって議会だよりの編集をしていました。
今回の議会広報特別委員会には、1期目の議員では大月議員、藤森議員、本郷議員、黒岩議員の4人(すべて五一会)。共産党のベテラン議員が3人入っているのも特徴。ほかに等々力議員(安政会)と副議長の西沢議員、そして無会派の私、以上10名の構成は、さして時間もかからずスイスイと決まりました。
そして、10名の委員が決まったその次は、正副委員長の選出。先日の常任委員会の委員や正副委員長の選出には4時間もかかったので、今日はどうなるのかしらと思っていたら、ものの5分もかからずスンナリ決まりました。
最初に誰からか「黒岩さん、どうだい。」と推薦する声があったのですが、黒岩議員が「いやー、自分は初めてで、編集委員の経験がないから・・・」と躊躇されたので、私が「それじゃあ、小林が副ということでサポートしますからご一緒にどうですか。」と申し出たところ、「小林さんは経験があるから委員長で、黒岩さんが副でどうだい」という声が次々と・・・。それで、あっという間に私が編集委員長ということになってしまいました。(これはまだ内定ということで、24日の臨時議会で正式に決まります。)
私の公約の一つに「議会に係わる条例や規則の見直しをすすめ、密室政治になりがちな議会の透明性を高め、住民に開かれた議会に変えていきます。」ということがあります。編集委員長になったのは、この公約実現のよいチャンスと受け止めることにしました。
「市民に開かれた議会」にしていくために、広報誌の果たす役割は重要です。一から作る安曇野市議会の「議会だより」の編集は責任重大ですが、それだけにやりがいもあろうというものです。10名の委員だけでなく、28人の議員すべてが何らかの形で関わりながら「議会だより」が出来上がっていくような、そんな進め方ができないか考えているところです。
市民のみなさんからも、こんな市議会だよりを、というアイデアやご意見をどんどんお寄せください。お願いします。