穂高町議会9月定例会・一般質問(その一)

議会費から支出している負担金に関わる違法な支出について

 穂高町議会としては最後となる一般質問は、8人から質問通告がありました。9日、12日の二日間に亘って行われます。
 最後の一般質問だからと、議員全員が一般質問をすることにした議会もあるそうですが、「最後だから全員で」というのは形式的であまり意味がないように思いました。
 さて、以下は私の一般質問で取り上げた3項目の内容です。3ページに亘る内容ですので、続きのページもご覧ください。

(1)議会費から支出している負担金に関わる違法な支出について
 はじめに、議会費から支出している負担金に関わる違法な支出についてです。
議会費から支出している負担金には様々ありますが、その内容については踏み込んだチェックはなされていません。穂高・明科・豊科3町地域振興推進協議会の負担金を例に挙げると、総会費と称してほとんどが懇親会費であったり、研修費と称してそのなかにも慰労会費が組み込まれていたりなど、実態はあまりにもお粗末なものです。議員が公費で飲み食いするなど、その財源が税金にあることを考えれば、とうてい許されることではありません。地方自治法第2条13項及び地方財政法第4条にも反する違法な支出です。

 私はこの実態に気づいてからというもの、予算、決算の審議などで何度も改善を求めてきました。全員協議会でも話し合われ、懇親会費など全額個人負担にするのがよいということで一致しましたが、「豊科町、明科町の意向もあり、急にゼロにはできない。とりあえず懇親会費の半分を議員の自己負担にしましょう。」ということで、お茶を濁したままの状態が今に続いています。半分を自己負担にしたからといって、違法性が半分になるわけではありません。
 他町村との関係は大切にしなければなりませんが、相手の意向やお付き合いなどの慣例が法律より優先することはあってはなりません。協議会の活動に直接関係のない懇親会費などに、穂高町の予算から支出した負担金が充てられている現状をどのようにお考えですか、違法な支出であるとの認識はありますか、お伺いします。

※答弁を含めた報告は後日に。