本日のタイトル「賛成したことに後悔」というのは、15日の文教社会常任委員会での予算案審議(文教社会常任委員会の所管事項)でのこと。議決においては、条件付の賛成や反対はできないことになっており、賛成か反対かのどちらかしかありません。しかし、穂高町の1年間の全ての仕事が詰っているこの予算案を、たった一つの問題点をあげて全否定することは躊躇されたので、あえて西部児童館建設費の少なさと問題点を指摘し要望を述べた上で、所管事項の予算案には賛成したのでした。
条件付賛成というのは議会では通らないことは承知でしたが、黙って賛成するのでは私の気持ちが治まらなかったので・・・ でも、こんなふうに迷ったときには、つまり全面的に賛成できないならば、反対した方がよかったのかなと後悔したわけです。
私のほかにも上條議員や猪狩議員が、西部児童館建設費について質疑し、児童館としても放課後学童クラブ(学童保育)の施設としても不十分な面積・設計であり、予算が4000万円と少ないので工夫しようにも限界があるなど、意見を述べました。
採決では、上條議員は賛成、猪狩議員は反対討論をしてキッパリと反対。ほかの2議員は賛成。結局、賛成・反対4対1で文教社会常任委員会所管事項の予算案は可決されたのでした。
この文教社会常任委員会の審議のあと、猪狩議員と私は「4000万円の予算では納得できない」、「これはやっぱり修正案を考えなくちゃ」、「今からできるのはそれしかない」ということになりました。とりあえず、猪狩議員は修正案の提案理由を考え、私は修正案の様式や提出方法について準備することにしました。肝心の「どこからお金を持ってくるのか」、これは非常に悩みましたが、そのことについては次のページで報告することにします。
※議員以外の方が常任委員会を傍聴するには、議会規則によって委員長の許可が必要となっています。(本会議や一般質問は自由に傍聴できます。)16日に総務常任委員会を傍聴しようと訪れた方は、すぐに許可があり傍聴することができました。これは、議会公開の原則から当然の配慮と思います。
以前は予め傍聴をお願いしても、なかなか委員長の許可が得られず、傍聴できないことがあったようです。(私もまだ議員でなかった頃、2回断られた経験があります)そのころから考えると、議会の公開度は高まっていると思います。みなさん、一般質問だけでなく常任委員会の方も傍聴してみてください。