穂高町合併50周年記念事業の一つとして開催されたもので、東京藝術大学の留学生との芸術文化交流がその目的。高橋節郎記念館では留学生の皆さんの美術展覧会。町民会館では音楽専攻の留学生の皆さんの郷土音楽も盛り込んでの演奏会。そのほかにも、講演会、小中高の児童生徒との交流、作品を一緒に作ったり演奏したりのワークショップ的なものなど多彩なプログラムでした
私は音楽教室「バッハのすべてを知ろう!」に参加。「バッハが大好き、バッハは最高!」と語る日系アメリカ人留学生のKoji Karl Otsukiさん(写真:正面を向いている人)の流暢な日本語と、バッハに対する造詣の深さに圧倒されました。バッハの時代の古楽器や原典版の楽譜を見たり、その音色を聴いたり、バッハの音楽史と名曲に浸った3時間でした。あらゆる曲が次々と出てくるので、Otsukiさんご持参のiBook(パソコン)とiPod(デジタルミュージックプレーヤー)かなと、つい目が行ってしまいました。
7月20日 森林・林業・林産業活性化促進議員連盟・長野県連絡会議
長い名称のこの会、文字通りの活動をもっと盛んにという思いで、伊那市で開催された総会に出かけました。もう一つのお目当ては、上伊那森林組合の木質バイオマスエネルギー工場。バイオマスとは生物資源のことで、注目のエネルギー資源です。長野県では間伐材から作る木質燃料(ペレット)を用いた暖房器具を普及させ、化石燃料を使用している暖房器具との置き換えを進めていますが、そのペレットの生産工場が高遠町にあり、見学してきました。
7月22日 プレーパークの企画会議
午前中は南安7町村の議員が集まって親睦のマレットゴルフ大会。私はブービーにもなれないビリから3番目という成績でした。午後はプレーパークの企画会議、というとちょっと堅いかな、町内の若いお母さんが10人ほど集まって、今後の活動について話し合いました。先進地の羽根木プレーパークから講師を招き、講演会をするなどして仲間を増やそう。プレーパーク候補地を公募したり、プレーパークに転用可能な場所リストを作ろう。町へも協力を働きかけよう。など、やる気満々の皆さんでした。
7月23日 安曇野地域合併協議会設置協議書調印式
豊科町のJAサンモリッツの大ホールで調印式がありました。考えてみれば「これから法律に基づいて本格的な合併協議を始めます」というだけのことで「調印式」というのも、何か大げさな感じです。いやが上にも「合併ムード」が盛り上がるのですが、ムードに流されることなく、実のある合併協議がなされることを望みます。調印式の後は第1回目の安曇野地域合併協議会。こちらの報告は後ほど。
7月24日 国営アルプスあづみの公園開園式典
昨日に続いて今日もセレモニー、国営アルプスあづみの公園の開園式典に出席。国土交通省が北アルプス山麓地域で建設を進めるこの公園は、事業着手から一部開園の今日まで14年を費やしながら、全体計画の1割に満たない堀金・穂高地区での部分的な開園となりました。「安曇野の自然と景観」がテーマなのに、安曇野の自然を壊して「安曇野もどき」の景観をでっち上げただけのような気がします。誰が欲しいと言ったのか、誰のために作ったのか、疑問は消えず。計画の見直しは是非とも必要。
1時間の式典のほとんどは、主催者、事業者の挨拶と国会議員や関係町村の首長の祝辞で、それも自画自賛や美辞麗句のオンパレード。田中知事の”言外に国交省への批判をにおわせた”挨拶や、北沢参議院議員が問題点を指摘しつつ祝辞を述べたこと、その二つが印象に残った程度。