合併アンケートの結果発表

穂高町では合併反対が賛成を11ポイント上回る

 この数字は、任意合併協議会からの離脱を考えねばならない数字です。しかし、平林町長の考えは違いました。「反対が11,6ポイント上回ったことを深刻に受け止め、現時点で直ちに法定協議会へ移る提案はできない。さりとて、任協から離脱する決断にもなかなか至らない・・・ 住民投票の提案もせざるをえない。」と述べ、続けて「アンケート結果では、合併のメリット・デメリットが分からないという人が多かった。合併しないと穂高町の将来に大きなマイナスであることを、住民に充分理解していただけなかった。」など、合併推進の方針は間違いない、合併の良さを理解しない住民の方に問題があるともとれる発言もありました。
 続いて議員から次々と意見が出されましたが、以下は各議員の発言のダイジェストです。

・合併問題への住民の関心は薄かった。3冊の資料には、穂高町が自立していく場合の情報はなかった。最終的には住民投票で。

・対外的に、離脱は無責任。本来穂高町が中心になって進める立場なのに、残念な結果。住民投票で決めるのがよい。

・びっくりしている。合併の必要性を住民にしっかり理解してもらう必要がある。これで合併ヤメタは無い。

・驚いている。これで、すぐ離脱はさらさら無い。合併するべきと確信している。今こそ住民投票の時が来た。

・前回アンケートより反対が増えた。なぜそうなったかの分析が必要。最終的には住民投票で。

・厳粛に受け止めている。アンケート結果の分析を密にして考える必要がある。すぐに離脱というのはマイナス。住民投票も考えていく。

・合併のメリットが分からないという人や、資料をよく見ていないという人に反対者が多い。もっと説明して理解してもらう必要がある。

・前途を憂慮する結果だが、反対が多かったという重みを真摯に謙虚に受け止める。説明不足だったし、民意の把握が不足していた。こうなれば住民投票で決めるのがよい。

・ショックだ。大方の住民はしっかり考えているとはいえない。住民投票は当然必要だ。

・住民は町からの情報以外にも様々な情報を得て考えている。住民が理解していないから反対が多かったとはいえない。

・メリットは合併して作っていくもの、デメリットは合併して無くしていけばいいなんて説明をするだけで、きちんと合併のメリットを説明していない。最終的には住民投票で。

・即離脱は考えていないが、合併反対の人に対して、合併についてよく考えていない、理解してないからという受け止めではダメ。

・合併についての懇談会への出席率は4%ぐらい。そんな時点でのアンケートには無理がある。9月に議員提案された住民投票条例案を、もっと慎重に審議すべきだった。

・合併について理解が得られるような説明がもっと必要だった。

・住民投票条例の住民請求の運動の中で多くの住民の声を聞いた。合併有りきで進められたことへの不信感が強い。自立の資料も出すべき。急がずに、住民の意思を大切にする方向で、住民投票で決めるべき。

・任協や他町村の意向も大切だ。新市将来構想など、あまり見ていないし理解ができていない結果ともとれる。わかりやすい資料が必要で、これまではそういった努力が不足していた。

以上、議長と私を除く16人です。私の意見は、紙面の都合で次の活動報告のページでご覧ください。