NPO地域づくり工房を訪問

市民のアイディアや行動力を活かした元気のある地域づくり

 上田市議の黒田敏子さんのお誘いで、大町市にあるNPO地域づくり工房を訪問しました。駒ヶ根市議の猿田洋子さんも台風迫る大雨の中駆けつけてくださり、志を同じくして立候補し当選した3人の女性新人議員が一堂に会することができました。黒田さんは、3人のお仲間の方々もご一緒でしたので、話題は尽きることなく、興味の翼は拡がるばかり、実に楽しい1日でした。

 さて、本題のNPO地域づくり工房ですが、市民のアイディアや行動力を活かした、元気のある地域づくりをめざして活動している大町市のNPO法人です。代表の傘木さんとは、一度お話を伺いたいと思っていましたので、黒田さんに誘っていただいてラッキーでした。
 今回の訪問の目的は、このNPO地域づくり工房が県議会議員の政務調査を委託され、県政調査室がオープンすると言うので、その話を聞く事にありましたが、私としてはそれ以上に「くるくるエコプロジェクト」や「菜の花エコプロジェクト」のお話も聞きたかったし、傘木さんにはこれからもご指導をいただかなければと直感しました。実に精力的に、なおかつ軽やかに活動されている方です。

NPO地域づくり工房 http://omachi.hubs.jp/koubou/

 傘木さんのお話や、集まった皆さんのお話を聞くにつけ、これからの地域づくりとNPOの活動は切り離して考える事ができないとても大切なことと再認識しました。また、議員になって、これまでとは違った動きをしなくてはと肩肘はってしまいそうだった私でしたが、それは大きな勘違いと気付かされました。今まで自分がやってきたことの延長に議員の仕事もあるし、逆に「これが議員の仕事」と思われてきた事を本当にそれでいいのか?と考え直してみる必要がありそうです。
 議員が行政に対して「ああしてくれ、こうしてくれ」と働きかけるだけでなく、住民の中に芽生えている「こうしたらどうか」「こうすればいい」というアイデアや実践を、あくまでも住民主体で行政の仕事に結びつけたり絡ませたりするのも議員の仕事かなと考えているところです。

いずれにしても、とても有意義な一日でした。