素晴らしい建物はできた、これからの運営は

5月23日 町内施設の視察(1)

町会議員18名で、穂高町の町内施設の視察を行いました。
丸1日かけて、下記の9箇所を見てきました。
議員といっても、新米の私など一般の一住民と同じレベルの意識でしか見られなかったような気もしますが、それでも考えてみれば一般住民の方がおいそれとは見られないところにも入れていただきましたから、住民の目線で見てくるのも大事なことだったかなと思います。※写真は安曇野高橋節郎記念館

1、こねこねハウス
 地元産の蕎麦粉を使っているというのが嬉しい。修学旅行での「蕎麦打ち」体験学習が人気。施設内の展示やディスプレーを工夫すれば、もっと清潔感もアップするし食文化を学ぶ場にふさわしい感じが出せると思った。

2、穂高クリーンセンター
 近代的な施設で安全性高く処理されているとの説明。しかし、やはりこの膨大なゴミを減らす方の努力をしていかないことには、どうにもならない気がする。

3、安曇野ランド
 穂高クリーンセンターの余熱を利用した施設としては、よくできている。スポーツジム的な設備も整備される予定。体育館も付属しているとは知らなかった。内部の装飾やインテリアなどはチグハグで落着かない感じ。施設の周辺の環境が殺伐としていて(隣りがコンクリートプラントで、まるで砂や砂利の山に入っていくような感じ)で、それだけでお客の足が遠のきそうなのが気がかり。

 (高瀬川マレットゴルフ場・車中より)

4、安曇野高橋節郎記念館
 非常にスッキリした品のいい概観。高橋節郎の生家や蔵も美しく再生され趣のあるものになっている。しかし、肝心の作品展示室は2室しかなく、その広さから見て大きな作品はなく小品ばかりとの話は本当のようだ。(この日は、まだ展示品は出されていなかった)ここにいったいどれだけの人がやってくるのか、観光客も地元の私たちも「一度は行ってみようか」とさえ思ってもらえないような気もしないではない。様々な学習の場や、住民の集いの場としての利用を提案していくことが今後の課題と思った。
それにしても、7億円あまりをかけて作る必要があったのか、いまだに疑問。
(つづく)