安曇野市議会3月定例会・小林じゅん子の一般質問

~公共施設の再配置をどう進めていくか、望ましいPTA活動に向けて~

公共施設再配置計画10年計画案(一般財源ベース)

安曇野市議会3月定例会は、2月16日に開会。新年度予算の審議を中心に、3月19日の閉会まで議論が続きます。

予算議会のお知らせのときには、必ず「予算は自治体行政の設計書・青写真」と言うべきものと言ってきましたが、数字は予算額を表しているだけではなく、どんな政策のもとにどんな事業を計画しているのかも見せているのです。「予算は政策」と言っても過言ではありません。一般質問だけでなく、予算質疑や委員会の傍聴もおすすめします。

一般質問は、3月1日(木)、2日(金)、5日(月)の3日間です。私の出番は5日の6番目(最後です)、午後4時ごろから(あくまでも目安です)になりそうです。以下の2項目を取り上げます。

(1)公共施設の再配置をどう進めていくか

安曇野市合併に当たって、公共施設の調整までは行わなかったため、平成23年度から公共施設の調査に入り、平成25年4月に公共施設白書を策定した。これにより今後の少子高齢・人口減社会が進むなかで、現存する全ての公共施設を同規模で持ち続けるのは困難であることが明らかとなった。平成27年2月には「公共施設再配置計画基本方針」を策定し、現在は平成29年2月策定した公共施設等総合管理計画を基に計画を推進している。

そこで以下に質問する。

1、公共施設再配置計画における長峰荘、穂高プールの存廃について

2、公共施設再配置計画推進のための検討機関設置について

3、市民とともに進める公共施設の再配置にについて

 

(2)望ましいPTA活動について

近年の傾向として、PTAが本当に必要か、あるいはPTAのあり方を整理すべきでは、という議論が起こっている。2014年の熊本PTA裁判では、福岡高裁で和解し「PTAが入退会自由な任意団体であることを将来にわたって保護者に十分に周知すること。保護者がそうと知らないまま入会させられたり退会を不当に妨げられたりしないようPTA側が努めること。」が確認された。

PTAが本来、自由に入退会できる任意加入の団体であることを周知徹底することが、PTA本来の活動を活性化することにつながるのではないか。

そこで、以下に質問する。

1、安曇野市の学校PTA、その理念と目的について教育委員会の見解は。

2、各学校では、PTAが入退会自由な任意団体であることをどのように周知しているか。
PTAの会則、規約等はどうなっているか。

3、PTAに対する固定観念を破り、ボランティア・生涯学習団体(社会教育関係団体)ととらえなおして、もっと参加しやすいPTAを模索すべきではないか。

◆平成30年3月定例会 会期日程
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/42424.html

◆平成30年3月定例会 一般質問
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/42647.html

◆インターネットでもライブ中継をおこなっています。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/

◆傍聴者のための無料の託児サービスがあります。
1週間前の予約が必要ですが、直前のキャンセルにも対応できますので、お気軽にご利用ください。(安曇野市議会義務局 電話:0263-71-2156へお申し込みください。)