安曇野市議会3月定例会 小林じゅん子の一般質問
~安曇野市における内部統制のあり方について~
平成26年の入札情報漏えい事件や27年の横領事件など、職員の不正事案が続いたことがありました。覚えていらっしゃいますか。
残念なことに、その後も不適正な事務処理が発生するなどしたため、発生防止に全庁を挙げて取り組んできた経過があります。
平成28年には民間企業の内部統制の考え方を手掛かりに、安曇野市役所の内部統制のあり方について検討委員会を立ち上げ、推進体制の構築を目指したものの、中途半端な形で終わってしまいました。
そのような経過の中、不正や不祥事は相変わらず発生しています。例えば、市の事業における農地法違反、認定こども園における損害賠償事件、庁内のセクハラ事件などです。いずれも情報を隠蔽し市民に向かって無かったことにするかのような庁内の動きは、看過できない状況に至っていると私は見ています。4年前にも「市職員の資質向上と市政への信頼回復のための仕組みづくり」というテーマで質問していますが、再び取り上げなければならないのは残念なことです。
以下、通告書の内容です。
内部統制とは、地方公共団体における事務が適切に実施され、住民の 福祉の増進を図ることを基本とする組織目的が達成されるよう、事務を 執行する主体である長自らが、行政サービスの提供等の事務上のリスク を評価及びコントロールし、事務の適正な執行を確保する体制。(総務省の見解)
今回は、このうち主として不適正な事務処理の改善や、法令等の遵守の徹底、新たな課題への適切な対応、安曇野市役所の内部統制のあり方について質問する。
現状把握のために個別事例として次の3点についても質問する。
今回は、このうち主として不適正な事務処理の改善や、法令等の遵守の徹底、新たな課題への適切な対応、安曇野市役所の内部統制のあり方について質問する。
現状把握のために個別事例として次の3点についても質問する。
1、セクハラ事案とその防止に関する内部統制について
2、市長や職員個人が損害賠償請求を受けるような事態に関する内部統制について
3、SL機関車移設訴訟(公金支出金返還請求事件)判決と内部統制について
小林じゅん子は3月5日(木)の2番目の質問です。午前10時40分ごろからの予定ですが、1番目の増田議員の終了時間によって変わります。
◆令和2年3月定例会 会期日程
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/58977.html
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/58977.html