安曇野市議会12月定例会 小林じゅん子の一般質問 通告
~学校給食理念(目標)の達成状況と課題、新型コロナ後の未来 安曇野の農業~
11月24日より、安曇野市議会12月定例会が始まりました。12月議会は年に1回の会派代表質問があります。今回は特に会派の離合集散があったことから、新会派に注目したいと思います。
その注目の代表質問は12月4日(金)。一般質問は12月7日(月)~9日(水)の三日間。小林じゅん子は12月9日(水)の最後の質問者となりましたので、午後の出番になりそうです。ネット中継もありますので、気軽に傍聴してみてください。
◆令和2年12月定例会 会期日程
※傍聴については、コロナ対応ということで様々制約がありますので、ご確認ください。
令和2年12月定例会 一般質問 – 安曇野市公式ホームページ (city.azumino.nagano.jp)
◆インターネットでもライブ中継をおこなっています。
安曇野市議会 議会中継 – 会議名一覧 (discussvision.net)
以下、小林じゅん子の通告書の内容です。
(1)安曇野市学校給食理念(目標)の達成状況と課題について
安曇野市教育委員会は平成20年に、合併後の安曇野市の学校給食として、共通の運営方針や目標などを具体的に示した「安曇野市学校給食理念(目標)」を制定した。①安心・安全で美味しい給食づくり ②食育の推進 ③地産地消の推進 ④手作り給食の実施 ⑤季節感がある地域の伝統食の提供 ⑥栄養バランスの取れた給食の提供 以上の7項目がそれである。
制定から12年、学校給食理念に掲げた目標について、以下に質問する。
1、 6項目の理念・目標について、達成状況について
2、 今後に活かすべき成果や、改善すべき課題について
3、 安心・安全で美味しい給食づくりは最重要課題であるが、現在の学校給食の理念では、その内容として「近代的な施設で、衛生管理の徹底を図る」ということに止まっている。見直しが必要ではないか。
(2)新型コロナ後の未来 安曇野の農業が目指すべき姿について
新型コロナ感染症に翻弄された2020年、これは一過性のことで終わるものではなく、このコロナ以後の世界で私たちが目指すべき社会の姿が問われていると見るべきである。
農業こそが新型コロナ後の世界を救うものだとして、欧米では新型コロナを契機として、食農システムや大規模流通が見直され、有機農産物を通じた産地と消費者のより近い関係性(地産地消)が注目されている。また世界的にも、国連で採択された「小農の権利宣言」によって、国持続可能な食農システムの担い手として小農や家族農業が再評価されている。
そこで、以下に質問する。
1、 安曇野市の農政において、新型コロナを契機とした政策転換の検討について
2、 環境保全型農業のさらなる推進について
3、 小農や家族農業の再評価と有機農業について