このところフリーマーケットばやりですが、こちらの「捨てる神、拾う神」は純粋に「モノを大切に」というところから発したリサイクル精神あふれるイベントです。フリーマーケットのようなお金のやり取りはなく、不要品を置いていく人=「捨てる神」と、これ欲しいわともらっていく人=「拾う神」が出会う場となっています。
企画したのは有明地区の若いお母さんたちです。ご覧のように子供服が多いのもうなずけます。私もチャッカリ「拾う神に」なって、本革のローファーシューズ、アイボリーのブレザー、ベストスーツ、春向きのパンツ、以上サイズピッタリでいただいてきました。中には古いけどまだ充分使えるノートパソコンをゲットした人もありました。(うらやましい!)
品定めの合間に、私の後援会へのお誘いもさせていただきましたが、そんな中で子育て真っ只中のお母さんたちの悩みや願いなど、いろいろと聞かせていただき考えさせられました。私自身の子育て時代と比べても、社会は急速に変化して子どもを育てにくい環境になってきているのに、行政の対応はその変化に追いついていないなと感じました。
また、「捨てる神、拾う神」こんなユニークな企画を進める力を持った若いお母さんたちの存在は、穂高町の未来にじつに多くの事を示唆しています。私たちの町を変えていくのは、まちがいなくこういう自主自立の精神にあふれた若い世代だと思います。