私は主催者側で司会進行、写真撮影などをやりながらで、講演を充分に聞き取れず。参加者の皆さんの感想で報告に変えさせていただきます。予想はしていましたが、やはり合併には疑問の声が多かったです。
・合併して何がどう変わるのか、結局どちらの話も合併するもしないも「やってみなきゃわからない」ということに尽きるようだ。だったらもっと自律(自立)の道も探ってほしい。
・町の合併の話は何度聞いても附に落ちない。穂高町がどうして合併しなくてはならないかの説明が納得できない。人口3万人を超える穂高町がやっていけないとしたら、いったいどの町がやっていけるというのか。
・将来の少子化、高齢化やゼロ成長の時代の到来と、地方分権が進んむことを考えると、小さな自治体では力不足だからある程度まとまった規模が必要であるというが、それは逆ではないか。穂高町は人材豊富、力不足なのではなくて持てる力を生かしきれていないだけだ。
・財政的には合併して優遇措置が効くのは10年間程度、合併しない場合の財政シミュレーションでも今後10年間は大丈夫、とすればその先のことはどっちも分からないということ。いまもっと考えなければならないのは、住民がどんな地域や町づくりを望んでいるのかということ。その先に、合併がいいのか、しないのがいいのか、その答えがあるのではないか。