市民派議員アクションフォーラム(その一)

自治体政治をどのように変えるか〜政治を変えるのは私たち

 まずは「市民派議員」ってなに?、一言では言いにくいのですが「市民と平場でつながり、政党や組織に属さず、市民の視点で、直接民主主義を実践し、利益誘導をせず、公平公正に働く議員」とでもいいましょうか。ちょうど1年前、たまたま信毎記事で目にした「市民派議員になるための本」というのを読み、実はこの私も市民派議員になろうと決心したのでした。その本を書いた寺町みどりさんのお誘いと、パネラーに上野千鶴子さんというのも面白そうだったので、すぐに参加を申し込みました。
 フォーラムのテーマは「市民派議員はいかにたたかうのか?」「自治体政治をどのように変えるのか?」の二つ。参加者は全国から100人ほど、議員参加が多いと思っていたら市民参加が60名もあり、なんだか嬉しくなってしまいました。市民の目に晒されるところで一緒に議論しないとね。
 「市民派議員はいかにたたかうのか?」では、市民派議員の情報交換・意見交換を通して、市民派議員が共通に抱える課題を解決する道筋を探りました。「地方名門家政治」という言い方をしていましたが、首長のやることにお墨付きを与えるために存在するような議員・議会がいまだ多く「仕事」をしたくない人の集まりだ、と痛烈な批判が続出。議会のルールは議員が自らの手を縛るようなものが多く、それがずっと続いてきたのも「仕事」をしたくない議員が多かったからだとも。そんな事から始まって課題・問題は山積。それに対しては「意識改革は難しい、人の心はなかなか変えられない、制度改革から進めよう」ということで、議員の兼職禁止規定を無くし、実質的に兼職できるように夜間や休日議会ができるようにするなど提案がありました。そうすれば、議員報酬ももっと低く抑えられ、それでも議員をやりたいという志の高い人が出てきて、結果として既得権にすがる議員はやめていく・立候補しなくなる・・・ しかし「仕事」をしたくない議員が多い現状では、こういう制度を作ること自体が難しいという”ジレンマ”・・・ 
 しかし「市民派議員」は着実に増えています。それを支持する市民もさらに増えてくるでしょう。民主主義とは何か、自治とは何か、つまるところ「自分のことは自分で決めていく」ための仕組み。自分で判断する、決めていく、そのために必要なのが情報公開、とすれば、私も一市民派議員としてささやかながらも情報公開に努め、”ジレンマ”を克服していかなくては。(つづく)