穂高町議会9月定例会のお知らせ

2003年度の決算審査がメイン・決算審査は政策の事後評価

 穂高町議会9月定例会は来週6日からが始まります。この議会は(平成15年度)2003年度の決算審査がメインとなります。議員として町政に関わってきたこの1年間の決算になりますから、いっそうの責任の重さを感じています。決算審査は政策の事後評価、一つひとつの予算・決算項目が穂高町の政策や個々の事業を表しているのです。ですから、決算についても厳しい視点で臨むことが必要です。そこまでは理解しているのですが、”厳しい視点で臨む”ためには日頃の研鑽と準備があってこそ。どこまで政策の事後評価に迫れるか、頑張りたいと思います。本会議や一般質問は、どなたも自由に傍聴できますので、ぜひお気軽にお出でください。議場は町役場の3階です。

◆一般質問は、9日(木)の一日で7人の質問をすべて扱います。私は4番目、午後の出番になりそうです。質問事項は次の2項目です。

1、学校給食費の集金方法について
(1)穂高町では公共料金・税金などの口座振替を奨励しているが、学校給食費は学校長(学校)の責任で集金するということで、いまだ保護者が現金集金している。しかし、多額の金銭を取り扱うことの不安から、口座振替の要望が強い。例外的に口座振替にしている北小も、便宜的な方法であり公共料金・税金などの口座振替とは違う形である。給食費の集金を学校長(学校)に委ねることをやめて、学校給食実施の主体である給食センタ−と保護者が協力することで、口座振替にしていく考えはないか。

2、猿による農作物被害と電気牧柵に頼らない防止対策について
(1)山麓の牧から有明地区にかけて、猿が農作物を荒らす被害がますますひどくなっている。猿害対策として即効性のある電気牧柵を導入する動きが急だが、これは対症療法にすぎず、電気牧柵で猿害の根本的な問題が解決するとは考えられない。被害がひどく、緊急措置的に電気牧柵が必用ということは理解するが、それでよしとせず、電気牧柵に頼らない猿害対策にもっと力を注ぐべきではないか。町として猿害対策研究会といったものを作り、行政と地域住民、農業者、林業者が協働して取り組む考えはないか。
(2)電気牧柵について、人や環境に対する安全性や、景観、観光への影響をどう考えているか。