烏川渓谷緑地森林エリア開園イベント

遅ればせながら市民会議の動きをまとめて活動報告

5月7日(土)烏川渓谷緑地市民会議・開園イベント打ち合わせ
 14日の烏川渓谷緑地・開園イベントに向けて、市民会議では園内の観察会と開園イベント準備のための打ち合わせ会がありました。(烏川渓谷緑地市民会議については4月20日の活動報告を参照)打ち合わせは午後、センターハウス(旧「常念いこいの広場」の施設を県が町から借りて活用することになったもの)で行いました。
 この施設には厨房があり、「常念いこいの広場」だった時代に使われていた鍋など調理器具が残されていると聞き、まずそれを確かめてみました。あれば草木染の用具として使いたいと思ったからです。幸い大きな寸胴鍋、ステンレスやホウロウのボールやざるがいい状態で残っており、町に払い下げを要請することにしました。

5月10日(火)烏川渓谷緑地市民会議・第19回会議
 この日は定例会。開園イベントに向けて、7日の打ち合わせで問題になったことなど相談し、当日のスケジュールや担当について最終的な確認。樹名札はどうするか、来園者に渡すパンフレットは、森林体験の各プログラムはなど、まだ確定しない内容があり、開催ギリギリのところまで準備作業が続きそうです。すべてボランティアの市民会議と、県や豊科建設事務所のお役所的な仕事の進め方とは、なかなか噛み合わないことが多く苦労も多かったですが、なんとか14日には開催できるところまで漕ぎ着けたという感じ。
 会議を終えて帰宅したのは11時近く、我ながら「放り出さずに」よくガンバッタと思いましたが、そういえば帰りがけのこと、合併協議会の事務所の明りがまだ灯っていたところを見ると、職員さんたちも合併に向け残業で大変そうでした。

5月12日(木)開園イベント・草木染体験のための準備
 町に払い下げをお願いしていた鍋類など、市民会議に無償で提供していただけることになり、引き取りに行ってきました。これだけ大きな鍋や容器があれば、本格的な草木染もOKですが、14日の開園イベントでは草木染体験の時間は2時間しかないので、煮染めを省いて短時間に仕上げる方法で和紙を染めることにしています。
 材料の準備はもちろん、会場に掲示する資料や、参加者に持ち帰ってもらう説明書など、夜中までかかって準備しました。植物・樹木の担当の方は、朝の5時から現場へ出かけて準備作業しているとも。ひたすら熱意だけで頑張っている市民会議です。

5月14日(土)好天のもと烏川渓谷緑地森林エリア・開園記念イベント
 好天に恵まれ、さわやかな空気のなか、市民会議のメンバーは朝7時半から準備。午前中は記念植樹、園内散策があり、続く『市民参加による森の公園づくり』のシンポジウムは田中知事も参加して行われました。どれだけの人が来てくれるだろうかと心配していましたが、親子連れから年配の方まで、また若いカップル、見るからに山男・山女といった方々まで大勢の皆さんが訪れてくれ、ほっと一安心。午後の森林体験は1、植物・樹木を調査 2、野鳥・昆虫探し 3、地形・地質を知る 4、景観・歴史を学ぶ 5、森林浴体験 6、草木染め、のメニューが用意され、こちらも盛況でした。

※写真は開園記念イベント受付付近の様子。森林浴体験の前に血圧測定のサービスもありました。