ユキトギ沢に架かる橋について、県の方から指摘されるまで危険な状態に気付かなかったは、町の管理不行き届きで責任は大きく、住民の信頼を大きく損なうものです。どうしてこのようなことになったのか、その原因と経過、今後の対応について説明してください。
それと合わせて、その他の町の道路、橋、防護柵など道路施設の維持管理と点検についても、どのように行われているのかお答えください。このところ全国ニュースになっているガードレールに鋭利な金属片が付いているという問題についても、穂高町の現況がわかればその点もお願いします。
町道や林道の総延長を考えただけでも、職員の人手が足りず充分な点検ができそうにないことは想像がつきます。そのような事情で点検・管理が行き届かないのであれば、危険箇所の早期発見に協力してもらうボランティア制度など検討してはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
(3)「住基ネット訴訟」について
「個人情報が漏れるのでは」「コード番号によって個人情報が管理・監視されるのでは」という不安を抱えたまま、住民基本台帳ネットワークが動き出して、そろそろ3年になろうとしています。
穂高町では、住民票コードの受取拒否をした人や、住基ネットに関する異議申し立てをしている人など、県下でも一、二を争う数です。異議申し立てをしてから、2年が経過した現在もまだ県からはハッキリした回答ないためか、県下にまだ訴訟の動きはありませんが、全国では13地裁で提訴されています。
この住基ネットからの離脱と国などに賠償を求めた訴訟で、5月30日の金沢地裁、31日の名古屋地裁と相次いで判決が下りました。判決は相反するものでしたが、町としてはこれらの判決をどのように受け止めているか、今後の住基ネットに対する町の対応に何らかの影響があるか、お尋ねします。
※答弁を含めた報告は後日に。