告示前は、どの選挙に立候補しているとか、候補者の名前も言ってはいけないし、ましてや「小林じゅん子に投票してください」は禁句。公選法の難しい制約のなか、「なに?あの人」、「種まく人々って何のこと?」、小林じゅん子と分かってもらえなくても、誰かの目や耳に留まり「そうか、もうじき選挙なんだ」とか「あの人が選挙に出る人らしいよ」と話題にしてもらえればと思っています。
朝7時過ぎに穂高駅前に行き、通勤・通学の皆さんに「種まく人々」の政策を訴え、次に渋滞する交差点などでまたひとしきり話をし、7時50分過ぎには柏矢町駅前に立ちます。最後に穂高ドライブインのあった交差点で締めくくり。ここにはちょうど小林じゅん子後援会の看板があるので、その横に立っていると小林じゅん子と言えなくても、「あの人が小林さんかな?」と思ってもらえて好都合なのです。
話の中身にまで耳を傾けてくれる人は少ないだろう、いや、もしかして「うるさいなー」としか思っていない人が多いのかもしれません。ですから、ごくまれに手を振ってくれる人があると、それだけでとても励みになります。
告示後は、こうした街頭演説を中心にして、選挙運動を進めようと考えています。選挙カーは仕立てますが、看板だけでスピーカーは載せません。選挙カーを走らせながら、候補者の名前やスローガンを大音響で連呼するのは止めにしたのです。選挙カーの賑わいがお祭りのようで好きという人もないではありませんが、どちらかといえば「うるさくて迷惑」と感じている人が多いのではないでしょうか。
最近では、昼夜交代勤務で昼間寝ているという方も多くなりました。迷惑を通り越すような状況も出てきているのではないでしょうか。ですから今回の選挙では思い切って街宣用スピーカーは下ろすことにしました。そのかわり、小さなハンドスピーカーを持って、こまめに選挙カーを停めては街頭演説で私の政策やメッセージを伝えようと考えています。
そんなわけで、選挙期間中の小林じゅん子の選挙カーは静かに走っておりますので、あまり目だたない(お耳に届きにくい)かもしれませんが、「やる気がない」などと思わないでください。1日50箇所として、7日間で350回は街頭演説をしようと気合を入れているところです。