そこでなんとかスタートした5月、いろいろありました。ところが、活動報告にはなかなか書けない。書くためにはある程度「まとまった時間」と「集中できる環境」が必要ですが、介護生活は時間がコマギレになり集中が途切れがちになるので、さっぱり文章になりません。以下は「こんなことがありました」程度ですが、活動報告です。
5月3日(木)「当選してからが本番です!」新議員勉強会
これは「む・しネット」(「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」の略称)の勉強会。参加しましたと書きたいところですが、母の介護にショートステイ(短期入所生活介護、一時的に預かってもらい宿泊しながら介護が受けられる)が利用できる状況でなかったので、今回は参加をあきらめました。
私は穂高町議から安曇野市議となりましたが、期数でいったらやっと一期4年が終わったところ、まだまだ学ぶべきことはたくさんあります。「む・しネット」の勉強会で身につけたことがどれほど力になったかわかりません。新議員勉強会の様子が、各紙の報道からわかりますのでご覧ください。次の勉強会は5月26〜27日(土日)なので、今度こそ参加しなければと、ショートステイの予約を入れました。
5月4日(木)穂高地域に「種まき通信」を新聞折り込み
小林じゅん子の議会だより「種まき通信」を、穂高地域の8500世帯に新聞折り込みしました。「種まき通信」は年4回の定例議会の後に発行し、インターネットではいつでも読める(印刷も可)ようになっていますが、それだけでは届かない人も多いので新聞折込も平行してやっています。
毎号を全市に入れたいとは思うのですが、パソコンとリソグラフを使って自前で印刷しても、1回28,000枚を新聞折り込みすると約17万円かかります。それに、実際一度に28,000枚印刷するとなると自分ではできないので、印刷屋さんに出すことになる・・・ そうするともっと費用がかかるかもしれません。さしあたって年1回の新聞折込を2回に増やすことを考えています。(ご希望の方には郵送しますので、メールでお申し出ください。)
5月12日(土)放課後児童クラブと障がい児の学童保育
豊科南穂高児童館の放課後児童クラブでは、夏休みなどの長期休業中には、安曇養護学校などに通う障がい児も受け入れて学童保育を行っています。今年で4年目になるそうですが、子どもたちにも保護者にもたいへん好評です。
遠くの養護学校に通う子どもたちでも、ここでは障がいのあるなしにかかわらず、同じ地域の子どもと一緒になって遊んだり学んだりできます。障がい児にとってかけがいのない場所というだけでなく、障がいのない子どもたちにとっても、自然な交流の中から互いの理解を深める場となっています。指導員の皆さんの熱心な取組みがあったからこそと思います。
この豊科南穂高児童館が来年度からは、市の直営から指定管理者制度に移行するということで、不安に感じている保護者の皆さんの話を聞きました。
5月14日(月)議会全員協議会
通知では、議題は三郷交流学習センター(児童館分)の建設工事に関する件、この一つだけだったのに、出かけてみたら3件に増えている。おまけに、市職員の公金着服事件の報告まであって驚いてしまいました。
市税等収納嘱託員(一般職の非常勤職員)は懲戒免職、市長はじめ関係職員も、減給などの処分を受けました。事件に至る説明を聞きましたが、不正をしようと思えばできてしまう、職員の性善説を前提にしているかのような状況があり、チェック機能も不十分だったということです。平林市長は、「この職員一個人の問題ではない。市の管理体制に欠陥があったということで、その管理体制の再構築と、再発防止のマニュアル作りなど今後検討していく」と厳しい面持ちでした。
近隣のある市では、同様の事件が発覚した時、「本人も反省して着服した金は返したのだから、告発するのは止めよう」ということでウヤムヤにしてしまったことがあり、安曇野市ではまさかそんなことはあるまいなと確認したところ、「本日安曇野警察署へ告発状を提出したので、ここに公表することになった」とのこと。厳しい対応は当然のことです。
そのほかに、「みどりの愛護のつどい」に関する報告もありました。6月2日(土)に、安曇野市の国営アルプスあづみの公園を会場にして、国土交通省主催の「第18回全国『みどりの愛護』のつどい」という大会が、皇太子ご夫妻「ご臨席」のもとで開催されるということです。行事内容は、式典、みどりの愛護功労者表彰、記念植樹等。開催期日まで1ヶ月を切ったこの時期にやっと公表というのは、『皇太子ご夫妻「ご臨席」』ということが関係しているのでしょうか。市の職員も「今日午後、宮内庁から発表があるので、それまでは公表しないでください」とクギを刺されました。
国土交通省主催ということですが、大会の趣旨は理解するとして、「皇室の権威」に頼り過ぎたやり方としか思えず疑問です。