議会では議事録も公開し、市議会だよりも発行しているので、議員個人の通信で定例議会の報告などしても重複した情報提供となり、わざわざ政務調査費を使って発行するのは適切でない。とか、現在発行されている通信は議員活動の報告というより、個人的なピーアール、はっきり言って選挙目当ての売名行為だから、政務調査費を使うのはおかしい。という意見が意外にも多かったのです。
詳しい議論の内容については、2011年3月28日の報告「政務調査費は本来どのように使われるべきか」を読んでいただくとして、 2010年度の政務調査費報告書が出来上がりましたのでご覧ください。
これまで、政務調査費を充てていたこのホームページ(小林じゅん子プロフィールボード)のサーバーやシステムの費用、「種まき通信」の新聞折込費用など、議会改革検討委員会の議論をふまえて今回の報告書からは外しておきました。
いずれにしろ、月額7,500円=年額90,000円の政務調査費では、私が議員として必要とする調査活動には足りませんので、実際にどれぐらいかかったのかは、ここで報告しておきます。
研究研修費33,600円(研修会参加費、交通費、研究会会費)、資料作成費3,578円(資料コピー代)、資料購入費39,507円(書籍、新聞、白書等の資料)、広報費124,100円(ホームページ管理費、「種まき通信」の新聞折込費)、公聴費131,709円(本庁舎建設に関する市民アンケートの印刷代、返信用郵便代)、その他経費14,130円(情報公開コピー代)合計346,624円となっています。そのうちの90,000円を政務調査費で充当しました。
◆小林じゅん子の2011年度政務調査費収支報告書
http://junko.voicejapan.net/files/old/file/1304606006.pdf