議会改革特集版第1号を発行~アンケートにご協力を
~安曇野市議会だよりとともにアンケートも新聞折込~
本日8日の新聞折り込みで、安曇野市議会だよりと議会改革特集版第1号、そして市民アンケートもお届けしています。
市議会では議会改革に向けて、市民の皆さんの意見を改革に反映するために、アンケート調査を行うことにしました。ハガキ1枚で回答いただく都合上、議会改革へのご意見や議員定数についての質問に絞ってお聞きするものです。
ご回答をいただくにあたっては、市議会としてのこれまでの議論や検討の経過をまとめた「議会改革特集版第1号」を参考にしていただき、率直なご意見・ご要望をお寄せください。
今回の議会改革特集版第1号を発行するまでには、5回の委員会を積み重ねた経過があります。改革委員会のなかでも「アンケートをとって、もし議員定数を半減せよといった、意見が多数を占めたらどうするのか」、「定数4減、3減、ゼロ減と、議会が決められないことを市民に聞くのは無責任ではないか」といった意見があり、アンケート調査には消極的な委員もありました。
しかし、「半減することが最善ではないなど、市民を説得する説明責任が議会にはある」、「議会が決めあぐねていることだからこそ、市民に聞くことが重要」、「これまで議会として直接市民に問うことをしていない。今聞かないでどうする」といった意見に押され実施が決まりました。
もうひとつ「市民と議員の意見交換会」も開催することになりました。これも、「市民の質問には誰が答えるのか。議会として一致したことを答えるならいいが、議員個人の意見を言ってもらっても困る」、「様々な要望が出されても議会ができることとできないことがある」、「定数半減とか議員報酬が高すぎるとか、そんな意見ばかりだったらどうする」、「だから、意見交換会は定数条例が決まってからやった方が混乱しなくていい」といった考えもあり、なかなかすんなりとは決まりませんでした。
アンケートや意見交換会を議会改革に「活用する」となっていた表現を、わざわざ「参考とする」に変えたところもあり、「最終的に決めるのは議会だから」という意識が強すぎるような気がします。
現在進行中のこの議会改革委員会の運営そのものが議会改革の実践だということを、議員一人ひとりがもっと自覚しないと実のある議会改革にはならないのではないでしょうか。アンケートの結果や意見交換会での市民の声が、議員の意識改革につながることを期待しています。
ということで、こちらの議会改革特集版第1号をご覧いただいたうえで、ぜひ議会に関するアンケートにご協力をお願いいたします。
- アンケートの締め切りは8月15日です。
- 結果は8月21日から3回にわたって開催する市民と議会の意見交換会で報告します。
- 詳しいことは安曇野市議会のホームページでご覧いただけます。