安曇野市12月定例議会小林じゅん子の一般質問(その1)

安曇野文化財団のホームページ

~公益法人安曇野文化財団の基本財産(村田コレクション)の活用について~
 一般質問の議事録初校用のデータ(音声録音を文字起こししたもの)が届いたので、遅ればせですが、12月定例議会での小林じゅん子の一般質問をまとめました。ご覧ください。
 それにつけても、議員個々に会議を録音できれば、すぐに発言内容をチェックできるので、報告も書きやすいのですが。なぜか議員が議事録音することは許されていません。こんな「議会の掟」も変えていく必要がありますね。


◆公益法人安曇野文化財団の基本財産(村田コレクション)の活用について

 豊科文化財団は、本年4月より新制度の公益法人安曇野文化財団として認可され、従前の活動をしており、市の指定管理者として、引き続き豊科地域の博物館・美術館等の管理運営にあたっている。  この財団の基本財産(村田コレクション)については、昨年9月の「庶民の家具展」開催をきっかけに、その管理活用が適正に行われてきたか疑いが生じたため、安曇野文化財団となるのを機に、市も財団も問題となっていた基本財産を再評価し確定する方向で動き出した。そこで、以下に質問する。

1、安曇野文化財団(豊科文化財団)における基本財産の管理・活用について
2、基本財産を再評価し確定する作業について

【小林・問】 24年4月、豊科文化財団(1年に生活文化研究財団として設立)は公益法人安曇野文化財団となった。公益財団に認可された事業の主なものは、基本財産(村田コレクション)の調査、研究、活用だが、実はこれまでほとんど行われてこなかった。財団が村田コレクションを基本財産として位置づけようとしないならば、財団自らがその存立基盤を失うことになる。この基本財産の管理活用について、これまでの経過と今後の取り組みは。

【教育長】 基本財産の管理は適正に行われてきたと認識している。
【教育次長】 収蔵庫の警備、温度・湿度等の管理、資料の燻蒸や害虫対策等を行っている。23年度には「庶民の家具展」に合わせ資料の修復も行った。毎年ものづくり大学の先生と学生約10人が安曇野に滞在し、調査研究を行っている。活用としては、近代美術館の休息室や廊下等で常設展示。
 今後の財団は、信州で盛んな木工家具関連で新たな展開を図るとともに、陶磁器、金工品など多岐にわたる基本財産の展覧会を定期的に開催していきたいとのこと。

【小林・問】 基本財産が適正に管理・活用されてきたかは疑問。保存管理が主で、博物館活動に重要な調査研究や公開展示はおろそかだった。「毎年ものづくり大学の学生が研究に訪れる」と言うが、いつからのことか。去年の「庶民の家具展」以前の20年間にどのような活用、展示がなされてきたか。

【教育次長】 ものづくり大学の調査研究は、平成23年のことである。展覧会は、この20数年間では昨年初めて開催した。

【小林・問】 ということは、この基本財産が公開展示され、十分に活用されてきた経過はないということだ。今後の財団活動のためには、基本財産である村田コレクションを再評価し確定する必要がある。市が財団に働きかけるとして、いつこの基本財産の評価・確定の作業に着手するのか。

【教育次長】 本年度内に再評価と確定のための調査をするよう進めていく。
【市長】 今後の活用については、教育委員会と村田さんと財団の三者がよく話し合って前に進んでいけばよい。

◆以下は参考情報です。
村田コレクション初展示へ 2011.08.30 (火)市民タイムスより
http://www.map-color.co.jp/times_news/archives/7436.html

ひっそりと華やかに 2011年9月12日小林じゅん子の種まきブログより
安曇野市豊科近代美術館 秋の特別展「西洋の庶民生活家具展」が始まりました。 http://tanemaki55.exblog.jp/16546427/