安曇野市議会9月定例会・小林じゅん子の一般質問

~余熱利用プール施設・あづみ野ランドの有効活用、信州パーキング・パーミット制度について~

あづみ野ランドホームページより

安曇野市議会9月定例会は、8月のうちに22日から開会しました。
一般質問は、9月1日(金)、4日(月)、5日(火)の3日間です。

10月の市議選を前にして、安曇野市議会議員として3期目の4年間を振り返ってみますと、定例議会ごとにある一般質問の機会は年4回、これを毎回休まずに行い4年間で16回になりました。今回、任期中最後になる16回目の一般質問です。

ここであらためて「一般質問」について説明しておきましょう。一般質問とは、市政一般に関する質問ということで、各定例会において行われます。議員が市政全般にわたって、市長はじめ執行機関に疑問点を質し(ただし)、所信の表明を求めるものです。

これだとかなり堅い説明ですが、ようするに質問を通して執行部の政治姿勢をあきらかにし、市民のためにならないような政策であれば変更、是正させる、またさらには新たな政策を提案、採用させるために行う、これが一般質問ということになります。

さて、私は9月5日(火)6番目(午後3時過ぎごろ)になります。以下の2項目を取り上げます。

(1)穂高広域施設組合の余熱利用プール施設
        あづみ野ランドの有効活用について

公共施設再配置計画により、穂高プールは平成30年度に廃止する方向で進んでおり、市営のプール施設はすべて無くなる見通しである。

そうなると、プール利用は市外に求めることになるが、容易なことではない。
レジャー目的のプールは近隣市にあり、安曇野市民の利用も可能ではあるが、健康増進や機能回復(リハビリ)、生活習慣病等の予防のための体力作りの場として利用できるプールは、安曇野市周辺の身近な立地にはまったくない。

そこで、かろうじて利用できるプールが穂高広域施設組合の余熱利用プール施設「あづみ野ランド」である。この施設の継続運営については、ゴミ焼却施設の更新整備事業に関する協定書で地元区と約束をしていることから、ゴミ焼却施設の建て替えと併せて「あづみ野ランド」の施設更新の検討がなされるものと考える。

そこで以下に質問する。

1、「あづみ野ランド」の継続運営について、穂高広域施設組合はどのように進めてい
こうとしているのか。

2、「あづみ野ランド」を安曇野市の市民プール的な施設として位置づけ、穂高広域施
設組合と共同して利用計画や施設改修計画を進めてはどうか。


(2)障がい者等用駐車場利用証の普及について

障がい者等用駐車場利用証というのは、信州パーキング・パーミット制度により交付されているもので、障がいのある方や高齢の方、妊産婦の方など歩行が困難な方に、県内共通の「利用証」を長野県が交付し、障がい者等用駐車場を利用できる方を明確にすることで、障がい者等用駐車場を必要とする方が、駐車場を利用しやすくなることを目指したものである。安曇野市役所でも利用証申請の受付・交付を行っている。

そこで、以下に質問する。

1、信州パーキング・パーミット制度の使い方と、その利用状況について。

2、いわゆる「車椅子マーク」や、道路交通法で表示が義務付けている蝶のマーク(聴
覚障害標識)、クローバーマーク(身体障害者標識)について。

3、信州パーキング・パーミット制度を効果的に普及させるための方策について

 
◆詳しい日程や質問項目等については安曇野市議会ホームページをご覧ください。
http://www.city.azumino.nagano.jp/site/gikai/

◆インターネットでもライブ中継をおこなっていますのでご覧ください。
http://smart.discussvision.net/smart/tenant/azumino/WebView/

◆傍聴者のための無料の託児サービスがあります。
1週間前の予約が必要ですが、直前のキャンセルにも対応できますので、お気軽にご利用ください。(安曇野市議会義務局 電話:0263-71-2156へお申し込みください。)