平成30年度安曇野市一般会計歳入歳出決算に対し反対討論

~決算審議は政策の事後評価 そして予算編成の基本~

決算は、市の施政方針、当初予算で示された重点課題の結果に対する事後評価であり、将来にわたってよりよい行政運営を行うための予算編成の基本となるものとして重要です。
決算を認めないといったところで、執行されてしまった予算は変えることはできませんが、しかし、問題があれば、それを指摘して後年の予算執行に役立てる、そこに決算審議の意義があると考えます。今回の平成30年度安曇野市一般会計歳入歳出決算に対してあえて反対の立場をとりました。以下は、わたしの反対討論です。

 

第26号
平成30年度安曇野市一般会計歳入歳出決算の認定について
 以下の2点により、平成30年度安曇野市一般会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論いたします。

1点目は、業務委託や指定管理者による管理運営などのアウトソーシングに、多くの課題、問題が見えるということです。共通の問題として、アウトソーシングによって外部へ任せることによって、事業の丸投げ、ブラックボックス化の傾向が強まり、行政としての責任や機能の低下を招いているのではないかと懸念されます。
具体的には、指定管理では三郷やすらぎ空間施設、安曇野の里、堆肥センターなど、それぞれの指定管理者の運営は適切に行われているか担当職員は運営状況を把握し、市の事業としての自覚を持って臨んでいるでしょうか。

三郷やすらぎ空間施設については、指定管理者が次々と入れ替わっていることから、そもそもが指定管理に馴染まない施設ではないかと考えられますが、そういった見極めができていません。三郷農業振興公社が指定管理している堆肥センターは、合併後の数年間、行政とのもたれ合いによる運営が続いたため、いまだ良好な運営に至っていません。安曇野の里については、豊科開発振興公社の指定管理の手法が不透明で、行政の関与を遠ざける形になっていることなど、問題があります。

業務委託では、障がい児療育支援事業の運営業務の問題が明らかになりました。長年の業務委託により事業評価がおろそかになり、事業の丸投げ、ブラックボックス化を招き、問題に気付かなかったことが分かりました。

2点目は、新総合体育館建設です。この新総合体育館建設事業の進め方には問題があり、予算にもずっと反対してきましたが、決算としても認めることはできません。
以上、平成30年度安曇野市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論といたします。