議員平等の原則に基づく市議会の運営等を求める陳情書

~賛同する市民150人以上を集めての陳情~

議員平等の原則に関する陳情書

この9月定例議会で、私がとりわけ注目しているのが、「議員平等の原則に基づく安曇野市議会の運営と議会内人事の平等を求める陳情書」です。安曇野市議会の運営に直接関わることについて、市民が陳情という形をとって、議会に要望、お願いをしているからです。それも賛同する市民150人以上を集めての陳情書提出です。議会として真摯に受け止め議論しなくてはなりません。

今回の陳情書のテーマ「議員平等の原則に基づく安曇野市議会の運営と議会内人事の平等」を、安曇野市議会内でず~っと求めつづけてきたのが、この私、小林じゅん子ですが、とりわけ2年前の選挙の議会内人事から、今日までの2年間に安曇野市議会で起こったこと=会派を組まず無所属で活動しようとする議員が7人まで増えたことで、「議員平等の原則」無視の状況が際立っています。

会派に属さず無所属でいると、議会改革推進委員会、広報特別委員会、組合議会などに参加させてもらえない。また、議会運営に深く関わる議会運営委員会でも、会派の人数で按分して決めているのですが、無所属議員は3人以上何人いても1人しか割り当てが無いなど、活躍の機会を奪われているのです。

今回の陳情は、「選挙で市民に等しく選ばれた議員であるのに、委員会等の仕事いおいて不平等な扱いを受けている現状では、自分たちが不平等の扱いを受けていることと等しい」「代表を議会に送り出して市政参加する間接民主制を蔑ろにするものだ」ということで、市民から市議会に改善を要求しているのです。市民が選んだ市議会議員なのだから、当然と言えば当然の議会に対する陳情行動ですが、なかなかできることではないです。涙が出そうなくらいありがたい市民からの陳情書です。

◆この陳情の審査は9月19日(火)午後1時からの議会運営委員会で審査されます。
陳情審査の際に多くの方々が傍聴に来てくださると、「会派制のもとでは、会派の議員が優先されるのは当然」と思い込んでいる議員には、相当のインパクトを与えることができると期待しています。