安曇野市議会2年に一度の議長選挙・副議長選挙

~これまでにない展開で小林じゅん子が副議長に当選~

副議長の小林じゅん子です。任期は2年間、どぞよろしくお願いいたします。

 

種まき通信第85号の・議員平等の原則や議会内人事の平等を求める陳情~市民の力が議会の不合理なルールの見直し促す~の記事、読んでいただけたでしょうか。

このような陳情書が市民から提出されたこと、さらには、おざなりな委員会審査であっさり継続審査にしてしまった市議会に対し、「市民と議会の意見交換会」の開催に至らせた“市民の力”を目の当たりにし、改めて議員の立場を自覚したのは私だけではなかったと思います。

この9月議会において、「議員平等の原則に基づく安曇野市議会の運営と、議会内人事の平等を求める陳情書」が、安曇野市議会にもたらした大きな波紋と議会変革への兆し。さらに、この半年余り、市議会内でくすぶり続けていたハラスメントの問題と、その問題をどう解決しようとしているかが見えてこない議会内のいらだち。そして、数の論理による議会運営の偏向に問題意識を持った議員が、会派を離脱するなど、これまでにない前向きで自立的な議員の動きが見られるようになりました。

そんななか、市民に開かれた市民本位の議会、議員平等の原則に基づいた議会の変革を掲げ、議長選に竹内秀太郎議員が立候補。竹内議員は自民党系の会派あづみ野を離脱し、同じくあづみ野を離脱した一志議員、岡村議員とともに新しく会派「きぼう」を立ち上げ、無所属で広く市民のために活動していくと表明。3人揃って自民党をも離党されました。

数の論理で支配しようとする悪しき会派制に縛られることなく、自立した議員として市民のために動こうとする、そんな議員の姿や議会の雰囲気が感じられる「安曇野市議会の今日この頃」。ここで、私が竹内議員と協力していけば、ここまで来た議会の変革の流れを後退させることなく、推し進めていくことができるのではと期待が持てました。小林じゅん子が副議長になることが、今、必要とされている。意味があることと考え、副議長選挙に立候補することを決意しました。

注目の議長・副議長の選挙は、10月23日の臨時議会で行われました。
議長選は、竹内議員、松枝議員の2人が立候補。
それぞれ10票づつで同数となったため、規定によりクジ引きとなり、松枝議員が議長となりました。竹内議員がクジ引きで落選とは、なんとも悔しく残念でした。

副議長選は、小林じゅん子と内川議員の2人が立候補。
小林じゅん子が11票、内川議員が9票で、私が副議長に当選しました。
松枝新議長のもと、惜しくもクジ引きで敗れた竹内議員の志も視野に、副議長として議会改革を進めていく覚悟です。残された2年の任期を精一杯頑張ってまいりますので、引き続きご支援よろしくお願いいたします。