学校の香害はシックハウス=シックスクール対策で改善できる
賛同の署名にご協力を!
シックスクール問題とは、
住宅の高気密化や化学物質を放散する建材・内装材の使用等により、新築・改築後の住宅やビルにおいて、化学物質による室内空気汚染等によって、居住者等に種々の体調不良の症状を呈することが表面化してきた。
シックスクール問題とは、このような健康被害が学校施設等に起因すると考えられる場合に加え、体質等により極微量な化学物質に過敏に反応するいわゆる「化学物質過敏症」の児童生徒の対応を含めた複合的な問題の総称である。
化学物質による体調不良の症状は、神経機能障害や免疫系、内分泌系の機能障害もみられるなどの特徴があるが初期の段階や軽度の場合は不定愁訴が中心で他の疾病と間違われやすく、しかも発症には個人差があり、原因となる物質も多種多様のきわめて複雑な症候群である。
学校においては、このような化学物質に起因する健康問題が発生しないように、原因と疑われる物質の低減を図ることが重要である。
以上、「学校環境とシックスクール問題への対応について」(平成17年・長野県教育委員会)より引用したものですが、ここにもあるように「シックスクールの原因となる物質は多種多様」で、今や思いがけない物質が学校の空気環境を悪化させ、シックスクール症候群を発症する子どもが増えています。
思いがけない物質とは、「香害」をもたらしている柔軟剤や合成洗剤に含まれる合成香料(揮発性有機化合物)やマイクロカプセル(マイクロプラスチック)。小林純子は、この「香害」の問題に6年前から取り組んでいますが、当時の市内小中学校児童・生徒7,000人に聞き取り調査をした時には「柔軟剤等の匂いで体調を崩す、気持ちが悪くなる」という子どもが5人でした。これが、昨年のオンライン・アンケート調査では43人に増加しているのです。
「香害」の健康被害を訴える児童生徒や関係者が出ている学校では、香害対策に取り組んでもらえるところまで来ました。しかし、これだけでは根本的な解決になりません。
香害により学校の空気環境が悪化し、シックスクール対策が必要な状況になっていることを認識し、被害の拡大を防ぐ対策を求める署名運動が始まっていますので、私からもこの署名にご協力をお願いしたいので、よろしくお願いいたします。
署名は”Change.org” の下記サイトからできます。
change.org/kukigenkikai
《署名に関する問い合わせ先》
「きれいな空気、みんなで元気の会」https://x.com/kukigenkikai
メール:kukigenkikai@ymail.ne.jp